川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

公演のこと

会場のこと、管理人さんのこと

 大阪公演の会場、スペースコラリオンさんは、旧カフェスロー大阪。2009年から使わせていただき、今回が6回目。もう、すっかりホームです。
 昨年、カフェスロー大阪が一旦終了となった時は、今後のお茶祭り企画をどうするかと言う事だけではなく、この魅力的な空間が無くなることはあまりにもったいないと言う思いが強かったのでした。 
 なんとか存続に向けて動き、スペースコラリオンとして再スタートさせてくれた管理人Kさんには、感謝しかないです。まだ仮営業と言う形にはされているけれど、前店主と同じでなくていいと思うのです。思いを引き継ぎつつ、Kさんらしい形で運営して行って欲しいな、と思うのです。


 と言うことで、Kさんとの三日間は、本当に楽しかったのでした。気持ちよく心地良く居心地よく使わせていただきました。

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 初日、仕込み作業中に冷たい玄米茶の差し入れをいただきました。
 二日目、小屋入りしたものの、かなり身体に疲れが出ていて、あちこちが痛くてと呟いたら、朝からマッサージを……いや、もう、小屋の方からそんなサービス。恐縮しまくり。でも、おかげでずいぶん楽になりました。

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 「ここです」と黒板に書いて下さっているところに「じゃあ、裏にはよだかを」と冗談のように言ったのですが、気が付いたらよだかの画像を検索し、描いているKさんの姿。
 しかし、納得が行かなかったのか、翌日には更に手が加わり……きしきしきしと言う鳴き声まで入った完成形に。

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 「うちにも、居るんですよ」と出してきてくださったハチドリは、よだか絵の近くに飾っていただきました。

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 ガレージの床には、移動カフェのよしお号の居た跡。

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 撤収前の舞台と客席。翌週の第2劇場公演に引き継がれます。

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 帰る前に振り返って、名残りを惜しんで撮った写真。三日間、お世話になりました。

照明さんの事

 チラシにはお名前が入っていないのですが、大阪の照明は第2劇場の清水君。お茶祭り企画の旗揚げから照明をしてもらっていたのだけれど、ここしばらくお仕事(大手企業に勤務中)と子育てで忙しく、2劇の現場からも離れていたのですね。今回、久々の現場復帰。奥様も2劇。と言うか、そもそも何回目かのお茶祭りの時に清水君の助手をしてくれていたんだよね。そんな二人が結婚し、子供までいるってことに、おばさんはしみじみしますよ。
 素敵な灯りを作ってもらいました。いわゆる劇場照明は釣りこめない空間。そこにあるものとクリップライトのみと言う制約の中で、しっかりと、物語の世界を支えてくれました。
 清水君の娘さんと、ピアノの本多さんの娘さんが年齢も近いと言うことで、楽日にご対面と相成りました。某子供服屋さんの同じ服を持ってると言うことで、お揃いにしてきたから、もう姉妹感が半端ない。ばらし、片付けやってる間にすっかり仲良しになっておりました。
 そして、この清水君は学生時代から天性の保父。なんでそっち方向に進まなかったかなと思うくらい。いや、久しぶりに、そんな彼の才能を見ましたわ。

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 打ち上げは、かさ家十三店の2階。あらま、石橋本店の女将さんがヘルプで入ってらっしゃるし、なんかもう、くつろぎまくりでした。

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 そして、打ち上げが終わり十三駅へ向かう二人の姫のこの状態。いや、もう、宝塚線京都線に別れなければならないことを思うと、泣ける。

 

十三

 さすがに、何度も公演やっているし、最近はバイト先も十三だしで、すっかり十三が親しみを持てる街になっている今日この頃。

 茶淹さん、ちゃっぴー亭さん、こねこ文庫さん、かき氷屋さんなど、チラシを置いて下さったり貼って下さったり、ありがたい限り。

 そして、商店街の中にある音楽教室さん。もしかして、習いに来ている方が興味を持ってくださらないかしらと思い(ピアノの生演奏なので)、チラシを持って行ったら、じゃあ、そこに貼っといてあげるよ、と言って下さったのは何年前だったかしら。今回も、お言葉に甘えてしまいました。ありがとうございました。

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楽日@大阪

受付

 お陰さまで大阪公演は無事終了いたしました。

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 受付は、カフェスペースだったところ。いい感じに手拭いが飾られていたので、そこを拝借して、鹿踊りの手拭いと釜石線の手拭いを飾らせていただきました。

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 そんな一角には、ナマケモノやパンダがいます。ってことで、うちのちびたれパンダをご挨拶に伺わせました。

場内

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 もう、これがお約束になってますね。後ろの窓に飾る小物たち。

 

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 千紘さんのピアノサイドには、細々としたものが。
 花巻写真コーナーの上も飾るのです。「花巻にて」と言う写真の説明を貼ったマスキングテープは、花巻で買ったもの。

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 ちゃんと「やまなし」の一節が読めるように貼ってくれているのは、初日手伝いの岸本さんの仕事ですな。ありがとう。
 宮沢賢治の命日には、比叡山で法要が行われています。

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 参列されていた方が、そこでいただいたリンドウを持って来て下さいました。ありがとうございます。

賢治忌

 

パチン

昨日、お手伝いに入ってくれた、移動祝祭日の岸本さんが撮ってくれていた舞台写真です。
この空間が持つ力に、毎度助けられます。

照明はシンプル。全体の明かりを消すパチン!と言う音、それが私への開演のキューでもある。暗い袖でパチンと言うその音を聴いた瞬間、帰って来たなぁと思うのでした。そう、ここはお茶祭り企画にとって、ホームと言える場所。さて、今日は宮沢賢治の命日です。

献杯

 宮沢賢治の命日。と言うことで、終演後、お客様と三ツ矢サイダー献杯
 なんでサイダー?と思われる方は、劇場へ。

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 客席の一角に設けた宮沢賢治コーナーにもサイダー。
 冷蔵庫ありますよ、とは言われていたのですが、予想の斜め上の冷蔵庫でした。

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 カフェ時代の名残。サイダーもちょっと戸惑っている模様(笑)

 

初日@大阪

 

小屋入り

 初日、小屋入り。

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 花巻写真飾ったり、賢治関連本を並べたり、自分の宣伝したり。

 

 と言うことで、無事、初日を迎えました。ありがとうございます。
 5年ぶりのよだか。うん、カイロ団長とのセットは、ありだな。と改めて思うのでした。

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 楽屋のお守りは、いつも通り。女神の写真は、お客様から見えない舞台の一角に。

差し入れトート

 す、す、すんばらしい差し入れをいただいたわ。
 阪大考古学研究室30周年記念のトートバッグ。

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 30年か~。そりゃそうだな。私の頃に創設(国史学研究室から独立)だから……あ、歳がばれる(笑)
デザインされてるものが、いちいち判るから、心震えますわ。
 バッグが入っていた袋に、祝、百舌鳥・古市古墳群世界遺産登録のシールがあることに、相方が「なんで?」と言う。
 ふふふ、ここに描かれた甲冑をなんと心得る。野中古墳(古市古墳群)の甲冑であるぞ。

 たまたま、私のこの前のライブのチラシを手にして興味を持ち、ママトリエさんに紹介してくださった方が、まさか研究室の関係者であったとは。この偶然を知ったときの興奮たるや。

コラリオンへ

 さてさて、明日は初日です。お陰様で、初回は満席です。
 ただ、フリースペースですので、どうしてもこの日でなければと言う方はお申し出ください。増席対応いたします。

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 では、スペースコラリオン(旧カフェスロー大阪)への行き方です。
 阪急電車の十三駅西口(神戸線側)を出て、喜八洲総本舗さん(酒饅頭や、みたらし団子が美味しいです)を右手に真っ直ぐ。大きな横断歩道があるので、渡ります。
 渡るとそこはもう、アーケードのフレンドリー商店街。ずず~っと歩いて下さい。商店街好きな方は、早めに来て、ぶらりお散歩をどうぞ(私は八百屋さんでお野菜を買いたくなります。)
 やがて、高架が現れます。くぐると、ここからは元今里商店街(もといまロード)。右手にはピュア13と言うスーパー。左手には事務用品屋さん(なにかとお世話になってます)。もう少し行くと、右手に時代屋と言う鶏肉屋さん(鶏皮せんべいが美味しいです)、お惣菜の三国屋さん、スシマスさん(どのお店も、公演中お世話になってます)。
 ここで右に曲がると、シャッターが閉まってますが、たこふくさん。その隣が、コラリオンさんです。
 入り口は、少し先の角にあります。

 

 

週末、雨予報ですが、ほとんどアーケードの中と言うのは、出演者の身にもありがたいのです。
どうぞ皆さま、お越し下さいませ。

 

よだかを思う

 『よだかの星』をやる時、わたしはいつも、カワセミのことを思う。兄さんが大好きで、甘えん坊で寂しがりのカワセミのことを。
 この物語は、美しい物語ではない。

 と言うことで、稽古も大詰めなのです。まだ、お席に余裕があります。特に、22日(日)11時~の回。
 一方で、20日(金)19時半~は満席間近でございます。
 いずれも、ご予約はお早めに。お待ちしております。

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稽古場風景。
「よだか、かわせみ、はちどり三兄弟について」そんな場面。

「カイロ団長じゃ」

PSJ大阪

 最後の詰めの作業真っ只中。
 一方で、公演が終わったら、ポエトリースラムジャパン大阪大会があるわけです。
 ポエトリースラムジャパンそのものが、これがラストとも言われてますので、皆様、観戦のチャンスを逃されますな。こんな、言葉の世界もあるのですよ。

出場者一覧は、こちら。
https://twitter.com/ikoma_TAIDOU/status/1173576873822965760

 

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