川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

出会う日

つる草


 昼間は、満島せしんさん主宰の朗読会つる草へ。

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 詩界隈の知った顔より、全く知らない顔が少し多かったかな。
 短歌、川柳、ラップ、詩……ジャンルが色々で面白し。
 サイファーもやってみようと言うことになり、ドキドキ。
 そのあとは、中崎町は葉ね文庫へ。言葉にまみれた午後でありました。
 詠んだもの『鶴の恩は返した』『人生双六』朗読会の名前がつる草だったので、鶴をチョイス。


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 箕面の栗。今年は妹が注文してくれました。

デート

 のびのびになっていた、記念日デート。19年、飽きることなく、呆れることは少々。ま、仲良くやっておりますよ。
前から気になっていた、近所の小さなお店で呉春飲んで、串焼き食べて。それからこまめさんで、甘いもの。あらま、なんかデートっぽい。

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けんじは はなまき

 

けんじは はなまき

 詩人の島田陽子さんの詩集を図書館で手に取る。ぱらっと見た目次に目が吸い寄せられる。「けんじは はなまき」と言うタイトル。

 

けんじは はなまき

さけは あらまき
たまごは うまき
けんかは とおまき
やじうま のんき

くびに えりまき
びょうきで ねまき
とらさん はらまき
いまでも にんきはるは たねまき
五がつは ちまき
けんじは はなまき
うちゅうが おすき~島田陽子『おおきに おおさかー続続大阪ことばあそびうた』(編集工房ノア)より
 標準語でも読めるけど、やっぱりこれは、大阪弁のイントネーションで読みたいな。


読む

note.mu

 

萩原恭次郎

 面白そうだなぁ。
 古巣の第2劇場が、近代戯曲をやるクラシックルネサンスと言う企画に参加した際、劇中で使ったんだよなぁ。

 

 

防ぐ

注射


 いってぇ~。と言う心の声が聞こえたかのように
「痛いなぁ、痛いよなぁ」
と医師がにこやかに言いながら、ついっと針を抜く。

インフルエンザ予防接種、終了~。
 昨冬は、見事にやらかして、稽古休んでしまったからなぁ。そう言えば、あの時もここで診断受けて、医師はやっぱりにこやかに
「はい、しっかり出てるな、A型(笑)」
と言ってくれたっけ。いやまぁ、笑えるくらいに出てたらしい。幸い、本番までにまだ時間があったから良かったものの(本番降板した人もいたからなぁ)、やはり、あせるわけで。

 今年は12月と3月に舞台がある。ファシリテーターとしての動きもあるし、予防の手は打っておかねば。 てことで、ぶすり一本、いってぇ~。

 

ふん害

www.kanaloco.jp

 ほう、どこかと思えば戸塚駅。その糞害すらも懐かしいわ(笑)
 鳩よりムクドリが激しかった気がするが。

 そして、つい、誰か知り合いが写っていないかと見てしまうんだな。
 10年住むと、これも故郷か。

 

 

 

予定

 こちら、参加いたします。

卵酒

 心斎橋の大丸本館オープンで、すっと心斎橋筋商店街に出られるのが嬉しい。
 はい、今日は寝太郎君オープンマイク、「眠たい事言うな」。
 一番乗り。魚嘆さんとのお喋りの中で卵酒の話になる。これが卵酒、と言うものを飲んでいないので、自分で作ってみてもそれが正解かどうかわからない、などと言う話をしているうちに、寝太郎君到着。なぜか、彼の口からも卵酒と言う言葉が。

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 そうこうしてるうちに、卵酒をこさえて出してくれる魚嘆さんが、好きだなぁ。
 コップのふち子的トラは、「けだもの運動会」の鉄棒ぶらさがり競争中のトラを思い出すのでした。
 今日詠んだのは「目覚め」「アメをまけ」。
「目覚め」は、先日のPSJ大阪大会の最中に思い付いて走り書いたメモから。まだ、練り直しの余地ありだな。こう言う試しを出来るのも、ありがたし。

記念日スルー

 東京公演の楽日が日曜日。その日はお江戸に泊り、相方は早朝、新幹線に乗って出勤。私は少し浅草を散歩して、帰阪。大荷物は洗濯物。月曜日中に洗濯をせねばならず、クロネコ使わず持ち帰りしたわけで、帰宅して洗濯洗濯~。
 火曜日、午前中にクロネコから荷物を受け取り、相方の洗濯物を洗濯洗濯。午後は学童バイト。子供たちから「久しぶり~」攻め。いや、すまぬ。多分、12月はまた「久しぶり~」になるわ。
 水曜日、妹と一緒に母を連れて九州へ。2泊三日の母娘旅。
 金曜日、帰阪。そのまま実家に行き、一泊。
 土曜日、帰宅。相方は会社の人との宴会へ。
 日曜日、相方は2劇の学祭公演へ。

 お、落ち着かないことこの上ないな。相方ともすれ違いっぱなし。おかしいな、この間のどこかに19年目の記念日があったはずなんだが……公演続きで指輪も外しっぱなしだし……

母娘旅・三日目

 朝霧

 朝霧の写真を撮りたくて、外に出る。

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 白にゃんの神々しい姿を撮ろうとしたけどピントが……と言ってるうちに、電車が~あ~撮り損ね連発。寝ぼけてるかな。

 

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 てことで、目的の、朝霧の中の由布の町。あちこちから温泉の湯気。朝の由布岳

 

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 足もとの小さな世界。

 

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 お宿での最後の食事、朝ご飯。11月からはちょっと控えめになりますと聞いていたけれど、いやいやこれで十分な量でございましたよ。

大杵社

 タクシーで宿を出て、まっすぐ駅に行くのではなく、神社2か所を回って貰う。
 まずは、大杵社(おおごしゃ)。

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 小さな神社。石段登って、拝殿の奥の本殿は、少し、傾いている。古くからあるって事かと思う私。「傾いてますよね」と口にする妹。
 案内してくれたタクシーの運転手さんは、なぜかちょっと慌てながら私たちを大杉にいざなう。

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 そう、ここには、樹齢1000年を超える大杉があるのです。1000年前の記録にすでにこの杉が書かれているってことは、1000年前の段階でそれなりの大きさだったってことで、ええ、写真では伝えきれない大きさでした。大分県で一番大きいんだとか。根元の周囲14メートル。
 で、本殿の裏に回ると、洞があるのが判ります。中は畳3畳分くらいあるそうで、数十年前、ここで雨露しのいでいた人が暖を取ろうとしてボヤを起こし、中に入れないようにしたのだとか。でも、お陰で虫退治が出来たらしく、今も杉は成長中とか。
 なるほど、根っこが本殿に向かって張り出していて、これで傾くわけね、と心の中で納得。
 拝殿の前に戻って、運転手さん。
「はい、普段はここまで説明して、ほら、本殿傾いてるでしょ、杉が成長してるからなんです、と言うと皆さん「あら、本当だ~」と仰るんですよ~。説明前に先に指摘された人は初めてで、段取りが狂って、私、焦りましたよ」
 す、すみませんね(笑)。
 妹:建築科出身、学生時代は日本建築史もやっておりました。
 私:史学科考古学専攻出身、もと日本史講師、神社仏閣は大好物。
 素人じゃなくて、すみません。

宇奈岐日女神社

 続いて、宇奈岐

日女神社へ。ここが、湯布院全体の神様。

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 もともと杉林に囲まれていたらしいのだが、1991年の台風で多くが倒れたらしく、その切り株が……いや、ちょっと面白いですけどね。かつて杉のあったところに若い木々。白い札が下がっていて、たくさんの人が森を作るために寄贈したものだとのこと。

 

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 狛犬狛犬……。

 

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 本殿と境内摂社は水の上。本殿の両側に摂社と言うこの形、初めて見た気がする。安政6年ってことは、江戸末にはこの形ってことか。

猫ねこ

 旅の中で出会った猫。

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 社務所に現れた猫。どこに座りはるんですか~(笑)。

 

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 二日目のアイス屋さんの猫。


帰ります

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 さて、神社を巡って由布院駅へ。ここは磯崎新の設計。そうか、20代の一人旅の時に、建物だけ見に来た覚えが……。
 町を少し歩いてお土産買ってお昼ご飯。
 鶏天と団子汁……奇しくも、一週間前のお江戸にて、やよい軒で食べたメニューだわ(笑)。
 そして、飛行機で大阪へひとっ飛び。

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 おお、PLの塔だわ。
 夕日に輝く大阪。さぁ、ランディング……う、ここにて電池切れ、終了~。

 スマホで撮った写真もあるのだけれど、デジカメで撮った写真での旅日記でありました。