「駅に着きました」と相方からLINEが入る。うん、今、目の前にいるけどな。
DOCOMOトラブルの余波。昨夜のLINEが今朝届く。
さて、その相方が定期購読している日経ビジネスに、「敗軍の将、兵を語る」と言う興味深いコーナーがある。
夢十夜
レンズみたいな形だからレンズ豆って言うんだと思ってたよ。
レンズ豆に形が似ているからレンズと言うようになったとは……
今日知ったこと。いやぁ、びっくり。
あ、今朝はもちろん、栗ご飯のおにぎりです。
さて、昨日は声を出して読んでみる会、詩は島崎藤村の「初恋」。これも、あれですね。全文は知らなくても、なんとなく一行目の「まだあげ初めし前髪の」と言うフレーズは頭に残っているって詩。
改めて読んでみて味わってみる。
遠くから彼女を見ている1連目から、距離が近づいていく2連目、3連目。そして最後の4連目……。
初恋が遠い思い出になった今の年齢だからこその味わい。しみじみ噛みしめて、物語へ。
今月は夏目漱石『夢十夜』から第一夜。まずは、物語味わうために順番に読んでいく。ストーリー、言葉の面白さ。
一通り読み終わると、参加者の方と、面白いと思った部分、気になった表現などをお喋りする。
冒頭の「こんな夢を見た」。もう、これ以降、誰が使っても「夢十夜」からの拝借ってことになるフレーズ。夢であるが故の、はっきりしている部分とぼんやりしている部分。自分の見ている部分以外はどこかはっきりしない。よく判らないまま納得しているのも夢らしい。女が死ぬ瞬間の描写の美しさ。ポイントポイントで、くっきりと色が表現されているのも面白い。
まずは、読む文章を面白がることが大事。その上で、次回、改めて朗読に。参加者さんそれぞれの、ポイントを置く部分が違うだろうし、どんな夢十夜第一夜が生まれるのか。楽しみなのであります。
世界演劇講座@AIホール
AIホールでの世界演劇講座。緊急事態宣言で延期になっていたのが、今月ようやく再開。
今年はアングラがテーマで、自分の演劇の根っこに繋がるわけで、勉強したかったのですな。第2回は「アングラは東京発の若者文化だった」。
うん、それは、90年代の東京暮らし、2000年代の横浜暮らしの中でさえ感じた。いわゆるアングラ演劇が関西にいるときよりも近いところにある感覚。ま、そもそも90年代東京暮らしは黒テントの学校に行ってたわけで……
新宿と言う街の解説も面白かった。そう言えば、90年代の東京暮らしは、西武新宿線沿線住まいで、なんだかんだで新宿ってのが多かったな。テラの林英樹さんのワークショップも新宿で、その流れで出た実験公演の会場はゴールデン街のレゲエクラブだった。
ビデオで見る若き唐さんが、きらっきらしてました。
第3回は12月。「アングラの言語と肉体」。これまた楽しみであります。
さて、今週は、清流劇場さんに九雀さんにNTLive「十二夜」に、来週は浪花グランドロマンさんに……ぐぬぬ。今週後半は今月の中で比較的時間がありそうだったのだが、来月に「セロ弾きのゴーシュ」をやることが決まったので、制作仕事集中。ちと、難しそうだなぁ。
そして来週は、母の介護に入る日も多く、青空文庫朗読コンテストの本選に出す朗読動画の撮影もせねばならずで、あれ?なんかスケジュールつめつめだわ。NTLiveは来週、「戦火の馬」のアンコール上映があるのに~。また見逃すのか~。
歩く
ふと見ると、自転車2台と女性。誰かを待っているのかと思ったら、え?ひとりで2台を押して行こうとしてる?どうにも気になって声を掛ける。
ご主人と、自転車を駅前駐輪場に入れて出掛けたが、ご主人が具合が悪くなって、タクシーで帰らせたらしく、いや、一人で2台押しては無理がありますよ。駅前からここまでも、よく来れましたね。自転車屋さんなんかだと、片手で一台押しながら自分で漕いで行くってのが出来るらしいけれど。
「一緒に行きますよ」
お家までがどれくらいの距離かは分からないけれど、まぁ何とかなるだろう。ってことで、一台を押して、おしゃべりしながら歩く。だんだん暗くなってきて、いやこれ、一人だったら途中でにっちもさっちもいかなくなって、泣きたくなるパターンだよ。
出かけた先が一心寺さんだったと言うのも、なんだかご縁を感じるではないですか。
と言うことで、思っていたよりお家までは距離があり、良い運動になりました。
まぁ、11階までおばあちゃんをおんぶして上がったと言うとらちゃんにはかないませんが、とっさに「行きますよ」と言って踏み出せる自分で良かったと思ったのでありました。
さて、企み企み。あ、11月は企みふたつ。ふふふふふ。
バジルもそろそろ花が咲きだしたな。大葉もそろさろ花が咲くかな。
あ、和綿の実も取れました。これは、どうしようかなぁ。