川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

2016-07-03から1日間の記事一覧

岩手日記〜鹿踊りと旅の終わり〜

さて、新花巻駅まで戻ってきました。 駅前の自動販売機が、鹿踊りを被ってました。 駅前広場には「セロ弾きのゴーシュ」のレリーフがあり、近付くと「星めぐりのうた」が流れたりします。で、私が注目したのは、その広場の地面。あれ、もしかしてと離れてみ…

岩手日記〜道標〜

イーハトーブ館の門扉もいかにも。 ここから新花巻駅へは、ぶらぶらと歩いて行く。 途中、導いてくれる道標の先には、賢治作品に出てくるキャラクター達。 白鳥座、ねずみ、象……ほかにも色々いらっしゃいました。 あら、コンビニの前には、ますむらひろしさ…

岩手日記〜ひっつみ〜

確かに、メニューは色々ありました。悩んだ末に、山猫すいとんセット。 岩手の郷土料理でもある、ひっつみと言われるすいとんは、賢治の作品にも登場。「雲の形の膠朧体」をいただきました。 焼きおにぎりも美味しゅうございました。 さて、ここからイーハト…

岩手日記〜山猫軒〜

休憩所で、次のバスまでの時間を過ごさせてもらおうと思っていたが、くだんの男性たちが車で新花巻まで送ってもらうそうで……はい、お言葉に甘えて、一緒に新花巻駅まで乗せて行ってもらいました。ありがとうございました。 と言うことで、宮沢賢治記念館へ。…

岩手日記〜奇遇〜

遊歩道を戻っていくと……あれ?無料休憩所? 最初通った時には目に入らなかった看板。これかぁ、と階段を上がる。普通の民家の縁側。 「どうぞ〜」と女性に声をかけられる。 お庭には、賢治の電信柱。 地元の方が交代でボランティアで運営されているようで、…

岩手日記〜イギリス海岸〜

イギリス海岸と言うのは賢治がつけた愛称。北上川の川岸。「全くもうイギリスあたりの白亜の海岸を歩いてゐるやうな気がするのでした。」 と記した川床の泥岩層の景色は、残念ながら今は見られない。渇水の際にしか見えないものがこのお天気では見られるはず…

岩手日記〜賢治の生き物〜

朝です。旅の最終日。 朝ご飯の納豆も、宮沢賢治なのであります。 チェックアウト。花巻を歩く。 まぁ、あっちこっちに、賢治の物語のモチーフ。 賢治の物語にしばしば登場するキツネに、これは、もう、どうみても「どんぐりと山猫」 あ、カエルたち。これも…