川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

岩手日記〜ひっつみ〜

確かに、メニューは色々ありました。悩んだ末に、山猫すいとんセット。 岩手の郷土料理でもある、ひっつみと言われるすいとんは、賢治の作品にも登場。「雲の形の膠朧体」をいただきました。 焼きおにぎりも美味しゅうございました。 さて、ここからイーハト…

岩手日記〜山猫軒〜

休憩所で、次のバスまでの時間を過ごさせてもらおうと思っていたが、くだんの男性たちが車で新花巻まで送ってもらうそうで……はい、お言葉に甘えて、一緒に新花巻駅まで乗せて行ってもらいました。ありがとうございました。 と言うことで、宮沢賢治記念館へ。…

岩手日記〜奇遇〜

遊歩道を戻っていくと……あれ?無料休憩所? 最初通った時には目に入らなかった看板。これかぁ、と階段を上がる。普通の民家の縁側。 「どうぞ〜」と女性に声をかけられる。 お庭には、賢治の電信柱。 地元の方が交代でボランティアで運営されているようで、…

岩手日記〜イギリス海岸〜

イギリス海岸と言うのは賢治がつけた愛称。北上川の川岸。「全くもうイギリスあたりの白亜の海岸を歩いてゐるやうな気がするのでした。」 と記した川床の泥岩層の景色は、残念ながら今は見られない。渇水の際にしか見えないものがこのお天気では見られるはず…

岩手日記〜賢治の生き物〜

朝です。旅の最終日。 朝ご飯の納豆も、宮沢賢治なのであります。 チェックアウト。花巻を歩く。 まぁ、あっちこっちに、賢治の物語のモチーフ。 賢治の物語にしばしば登場するキツネに、これは、もう、どうみても「どんぐりと山猫」 あ、カエルたち。これも…

岩手日記〜花巻の夜〜

ほろ酔いで帰り道、あ、宮沢賢治ゆかりの場所発見。 銀河鉄道の夜で、ジョバンニが印刷所で働いているのは東京での暮らしがモデルと言われているけれど、「町を三つ曲がってある大きな活版処」 と言う表現は、この花巻にあった大正活版所がモデルのよう。花…

岩手日記〜遠野から花巻へ〜

夕刻。 はい、ここでも自撮り〜@遠野駅。 と言うことで、遠野を出発。花巻に向かう。 我が家の可愛いシグナルとシグナレスを思い出しつつ、花巻駅到着。チエールアルコ、虹と言う名。 さすがに、ちょっと疲労。雨もしっかり降っている。まずはホテルにチェ…

岩手日記〜遠野散策〜

午前中いっぱい自転車で走りまくったあとは、ひと息ついて、徒歩で遠野散策。 通りの地面には、遠野の民話モチーフ。 ポストには、カッパ〜。 さて、遠野市の博物館へ。ここでは水木しげるのアニメ観賞。緑でなくて赤であることが語られているんだけどなぁ。…

岩手日記〜カッパとともに〜

これ、立ち入り禁止と書かないのが良いですな。 さて、ちょっと遅くなったかな。空の様子を気にしながらも、行きと同じ道では面白くないよな、と自転車道を通ってみることにする。 途中で何度か雨が降ったり止んだり。カッパは釣れなかったけど、カッパとと…

岩手日記〜ホップと遠野物語〜

カッパ淵への道の周りの畑は何だろうと思ったら、ホップ畑だったのですね。遠野は、日本でトップクラスのホップ生産地なんだそうな。 http://www.kirin.co.jp/csv/connection/tonobeerexperience/ 伸びたツルを巻き付ける作業をされていたのだけれど、高所恐…

岩手日記〜カッパ釣り〜

あっちこっちにカッパモチーフがありましたが、これは笑った。いや、カッパ、ですよね、これ。 先日の舞台での自分の姿を思い出す。 「まっぴらごめんねぇ、一天四海。盆業渡世にねえ作法だ」 あ、写真は楽園王サイトから拝借。長堀さん撮影。 ね、似てませ…

岩手日記〜遠野へ〜

釜石を後にして遠野へ入りました。遠野駅のセカンドネームはフォルクローロ「民話」です。 午後から雨が降りそうなので、まずはレンタサイクルでカッパ淵を目指す。チャリなびと言う地図があり、判りやすかったです。受付の人も丁寧に説明して下さったし、さ…

岩手日記〜薬師公園〜

一日目の夕方、ホテルからほど近いところに、釜石薬師観音寺と言うのがあることに気が付いた。傍まで行ってみて、あ、ここは、と思う。陽が落ちかけていたので、翌朝に訪れることを決める。 と言うことで、7/2、無事、早起きして朝ご飯を食べて、チェックア…

岩手日記〜釜石点描〜

釜石で見かけたあれこれ、点描。 あちこちで、鮭が遡上しておりました。鮭って、味も好きだが、あの顔も、好きなんだなぁ。 橋の欄干を彩る花。夕暮れ時、ふとみると、自転車に水の入ったペットボトルを何本も積んで、水やりしている方がいらっしゃる。 「岩…

岩手日記〜再びミッフィーへ〜

夕食。 さて、どこに行こうか。ミッフィーカフェのお兄さんおすすめのお店は表にメニューが出ていなくて、ちょっとどうしようかなぁ。 もう一軒、通り道で気になっていた居酒屋の扉をくぐるが、グループが盛り上がっていて、それに紛れてか、しばし待つも店…

岩手日記〜さんてつ〜

三陸海岸を走る、三陸鉄道。釜石からは、その南リアス線が出ている。特にどこへ行くと言う目的があるわけではない。行って、帰って来よう。そこからの景色をしっかり見て来ようと思う。 トンネルが多い路線。駅の前後で海が見える。 NHK『あまちゃん』で出て…

岩手日記〜ミッフィーカフェ〜

大槌へ向かうバスの中から見えたミッフィーカフェが気になり調べてみると、昨年末に、オランダ大使館とディック・ブルーナ・ジャパンの協力の下、釜石情報交流センターと共にオープンしたもの。これも、復興のための事業のひとつですね。 いや、まぁ、単純に…

岩手日記〜大槌へ〜

午後。 三陸の海を見ておきたい。 ここでも土屋氏のアドバイスをいただき、バスで大槌方面へ。浪板海岸に行ってきました。 まだ、5年。5年たって、まだ。 こういう場合、詩と言う形になってしまうのです。(帰宅翌日のSPIRITで詠みました) 「槌音の町」 花…

岩手日記〜釜石へ〜

始発で岩手県へ。 よく起きれたな、よく乗れたな5時15分、戸塚駅を出発。前夜、準備と遠足前の子供状態で、睡眠不足もいいところだが、目は冴えている。 東京駅から東北新幹線で新花巻へ。 さあ、釜石線。軽便鉄道です。宮沢賢治の銀河鉄道であり、シグナレ…