観
座・九条へ。studioD2プロヂュース公演『岸田國士と森本薫の昭和の世界』観劇。 先日共演した、たかはしまなさん出演というのもあるけれど、3月に森本薫作品に出ていることも大きかったかな。 昭和の、戦前の戯曲3本。言葉の美しさと、時代は変わっても、人…
今日は我が家の車がバトンタッチの日。ディーラーさんは京都なので、そこまで19年お世話になったRVRで出掛け名残を惜しみ、新車にようこそと言い、そのまま河原町へ出て、長楽寺へ。 関東在住時に平家物語の語りでお世話になった千賀ゆう子さんのひとり語り…
幻の蝶を観てきました。 山本能楽堂にて、清水きよし先生のパントマイム公演「幻の蝶」を拝見。 清水先生の舞台は東京で3年前に「KAMEN」を観て以来。幻の蝶を前に観たのはいつだったかしら。 詩情あふれるパントマイムは、時に優しく、時に可笑しく、時に厳…
木ノ下大サーカス!ではなく、木ノ下大歌舞伎を観に、昨日は京都は春秋座へ。 通し狂言「東海道四谷怪談」。 11時開演、休憩二回でトータル約6時間。歌舞伎小屋じゃないから客席での飲食出来ないのは残念ね。休憩時間に慌ただしく、買ったパンを。春秋座は京…
昨日は林家染雀さんの会に行っておりました。 実は高校の先輩。ただ、私自身はあまりつながりが無く……実は大学も(学部も)同じではあるのですが……、同じ高校の後輩からのお誘いで、行かせていただきました。 開演前に、繁昌亭近くで魚メインのお店へ。生の…
ドキドキする〜。 Twin Houses (extraits) / 1994 on Vimeo
で、先週の京都行きは、アトリエ劇研にて、劇団飛び道具「アルト-旧蛍篇-」観劇でした。 少しだけ未来の、子どもが生まれなくなる病に侵された日本。 と言っても、SF!と言うのではなく、静かな会話劇。絶望的な状況でも、未来を思い、生きて行く日常。と、…
清流劇場『オイディプス王』観劇。 もともと、ギリシャ神話が好きで、この悲劇の王様の話も繰り返し読んだ記憶。 アイホールに入って、お!と思う。何というか、舞台美術が、この物語の抱える不安や恐怖を象徴している。これは、多分、私の好みだわ。と高ま…
足跡と即席をひっかけて詩を書いたのは、もう随分前だなぁ。 野田地図『足跡姫足跡姫 時代錯誤冬幽霊』(あしあとひめ ときあやまってふゆのゆうれい)を観に行く。PSJ前日。アンサンブルに、JET POET繋がりの西田夏奈子嬢が出演と言うのも楽しみ。 まず、こ…
予定より二日早く、今日、大阪へ。今日のうちに帰り着ければよいので、時間堂だけは見に行けるな、とほっとする。 と言うことで、午前中は友人の家でゆったりのんびり。財布の中身を整理したり、手紙を書いたり。 観劇後に帰ることを考えると、どう動こうか…
夜は楽園王『図書幻想』の受付お手伝い&観劇。あべあゆみ嬢も一緒でした。 ああ、出たかったなぁ。と言うことは、今は言うまい。 ストーリーをざっくり説明するのが難しい。屋上にやってくる人、手がかりのない本を探そうと図書館にやってくる人、探す人。…
はしごすると言ったら、私の場合、はしご酒ではなく、はしご観劇。 こっちに戻って1ヶ月。さすがに、片付いていないとは言え、劇場に行きたい訳ですよ。 と言うことで、iaku『車窓から、世界の』と燐光群『天使も嘘をつく』のはしご観劇。 内容的に、このは…
はい、昨日は閉幕直前、みんぱくの特別展『見世物大博覧会』に行ってまいりました。 人間ポンプの安田里美さんの映像も良かったけど、私はやっぱりお祭りが好きなんだな。お祭りでの軽業芸、獅子舞や大神楽の映像に見入ってしまう。この辺りは、笹原先生だな…
維新派の最後の公演『アマハラ』@平城宮跡を観てきました。 廃船を模したと言う劇場。開演時間は、日没の時間を計算している。開演時間が迫る中、劇場の向こうに鮮やかな夕焼け。この場所にこだわった松本雄吉さんが見せたかった景色。 ぽつりぽつりと白い…
http://rakuenoh.tokyo/3st_SEASON10.html 楽園王『物語』@駅前劇場 スランプ気味の劇作家のもとに「私の登場する物語を」と依頼に来る女。舞台に登場する二人の劇作家の世界は、似ている部分と違う部分。そこの謎が、さて、後半……以下、ネタバレ自粛。 物…
トリのマーク(通称)はシュールでほのぼの、不思議な演劇作品をつくっています トリのマーク(通称)『ここから見えるのはきみの家』@スズナリ 一見、ふわふわしているようで、ぎゅっとつかもうとすると、固い芯がある、トゲ、ひりひりする瞬間がある。 そ…
林英世さんのひとり語り@代官山・無垢里。 代官山は、tamatogi以来だなぁ。と、ちょっと懐かし気分。 無垢里に着くと、たくさんのお稲荷さん。キムラ緑子さんの差し入れだそうで。美味しゅうございました。 ここで、和枝お姉ちゃんからの差し入れとか、かま…
六本木で心中と言うと、つい、アン・ルイスの声が聴こえてきてしまいますが……。 千賀ゆう子さんの『曽根崎心中』を聴きに、六本木のストライプハウスギャラリーへ行きました。 千賀さんの語りを聴くのは久しぶり。 約一時間の語り。素晴らしかったです。 古…
あさくさ劇亭さんへ。あさくさ劇亭夏祭りの演目のひとつを観に。 セミとクジャクの噺劇。 はい、女優の世弥きくよさんと落語家の桂九雀さんの会。 落語をもとにしたお芝居、噺劇二本と落語二席。マニアと言うほどではないけど落語好き。いやぁ、楽しかった。…
小屋入りが午後だったので、映画を一本見てきた三日目。 「LISTEN」 映画『LISTEN リッスン』公式サイト 「聾者(ろう者)の音楽」を視覚的に表現したアート・ドキュメンタリー、無音の58分間。 今、音にこだわる長堀さん演出の楽園王に出ている今だからこそ、…
はしご二本目は、楽園王や千賀ゆう子企画でご一緒してる、あべあゆみ嬢による初のひとり芝居。 言葉を纏ふ」 纏の一 太宰治『燈籠』 太宰治の短編小説『燈籠』に 「纏う」というテーマを加え 一人芝居用の脚本に書き換えたものを 上演致します 原作/太宰治 …
稽古オフの本日、観劇はしご。 まずはアゴラ劇場へ。 赤星マサノリ×坂口修一 二人芝居『東京物語』 作:竹内銃一郎、演出 :笠井友仁(エイチエムピー・シアターカンパニー) 赤星マサノリ×坂口修一 二人芝居 関西より、男二人芝居。 もともと好きな戯曲。賑…
足は常に踵上げ。口はもそもそ、身体はぷるぷる。とにかく、細かい。 牧場の外に繋がれた髭面のひつじさん(♂)。時々、ベーッ!と鳴いて、俺はここに居るアピール。 途中、エスカレーターで降りてきた、これは誰でしょうねぇ。 終わってから、1階のパン屋、…
前から一度見たかったの。カナダの劇団コープスの「ひつじ」。今年こそは。 池袋で稽古の日と公演日が重なっているたのはラッキー。6日の午後、芸術劇場の地下広場へ。 椅子を確保。と、「お隣、よろしいですか?」と品の良いお声。 ん? あらま。お久しぶり…
29日は『楽屋』フェスティバル。アートひかりさんと、ハイトブの会さんの2本観劇。 たまたま、見たい役者さんのが続いていてラッキーでしたよ。 まぁ、とは言え、純粋に楽しむと言うのは、ちょっと無理でした。どうしても、あそこはどうやるのかな、関係性…
現代劇作家シリーズと言うのがありまして、今回が6回目。 一つの作品を、いくつかの団体が上演するという企画。今回は、サミュエル・ベケット『芝居』。まぁ、不条理劇ですよ。 戯曲によれば、舞台上には大きなツボが三つあって、それぞれから顔だけ出した男…
それは、数日前のこと。 スズナリを出て、切っていた携帯電話の電源を入れる。 ん?知らない番号からの電話があったらしい。心当たりは、なんかあったっけ?……あ、ある!あるよ! 慌てて電話をすると、やっぱり! 「むーさん、キャンセル出ましたよ!」と桑…
普通ってなんだろうと言う普遍的命題。 親がしばしば子供に向かって言う。 「普通にして」 そこには、なんの具体性もない。言われた側には、ただただ、自分を否定される言葉。 大人になったって、きついよな。 普通にしてと無理な要求、心は不通。 燐光群『…
いや、もう、相方の家出準備のバタバタで、あれも見たいこれも見たい、あちらのお誘い、こちらのご案内……もう、いささかパニック。予定表にらみながら、劇場への所要時間やらなんやらを計算しながら、これは行けそう、これは無理か、と四苦八苦。 と言う中で…
ポエトリースラムジャパン観戦。 優勝は、詩のボクシング仲間であり、JET POET仲間でもある大島健夫氏、おめでとう! 嬉しく誇らしく、でも、同じステージで対峙出来なかったことが、やっぱり悔しくもあるのです。自分の不甲斐なさ。まだ、私には足りないも…