川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

テレビ観劇

 WOWWOWで放送された「12人の優しい日本人」、観劇。先日舞台で観てきたものを別の角度で見れるのが面白い。
 しかし、気になったのは山寺さんの髪。あれ?そんな髪型でした?カツラ?なんで?ちょっと謎。
 あそこは日によって違うんだろうなぁと思っていたところはやっぱり。何パターンあるのかしら?放送されていた日のは「ムネオ」、観に行ったときのは「アネハ」。他もあるのかしら?
 テレビだとクローズアップがあったりする。それが面白くもあるのだが、あれで舞台を観た気になられては悲しいよな、とも思う。ある役者が喋っているときに、こっちでは他の役者が楽しいことをやったりしている。それを観れるのは、やっぱり客席なのだ。カメラを通して観ているのはほんの一部でしかないのだ。
 とは言え、これは大阪や東京に住んでいる人間のたわごと、であるのかもしれない。多くの人は、なかなか生で観れないのだから。だからこそ、自由に観れるところに住んでいる人には生で観てほしいな、舞台は。最近小劇場でもDVD販売して稼いだりしているけど、あくまでそれは記録。楽しかった思い出を振り返るもの。芝居は、客席で観る人のために作られているのだから。

 などと言いつつ、わたしも最近はなかなか東京まで観劇に行くことが出来ずにいる。劇団にいた頃の先輩、同期、後輩がそれぞれかの地でがんばっている。なかなか観れず、ごめんなさい。
 と思っていたら、NHK−BSでやるではないですか、先輩の書いてるお芝居。あと、小一時間もしたら始まる。ビデオに撮って、後ほどゆっくり見せて戴こう。
 そう、テレビでやってくれることのありがたさも充分にわかっているのだ。

 それでも、やっぱり。

 テレビで初めて芝居を観て「面白いな」と思った人よ。生で観る芝居はその何倍も面白いのです。次は是非、劇場へお出かけ下さい。