川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

短文書き

 今日は2げきの稽古に参加。「この前の稽古で宿題を出しました。100〜150字ぐらいの文を持ってきてくだ さい。」と稽古隊長から指示が出ていることは知っていた。
 これを読んだとき、「自分で文章を書いて来い」と言う指示だと思った私は、稽古場に向かう電車の中で原稿用紙に向かう。ネタは、最近書いた日記から。

 まさかねぇ、なんでもいいから、短い文章を持ってくればよかったとは…。

 ということで、報われなかった文章二本。

*6/9の 「梅の実熟す 雨来る」を基にしたもの。

「今年も梅酒を仕込みます。摘んだばかりの青い実を、ボールに入れて洗います。カプカプ踊る梅の実は、ツルツル光る水の中。綺麗に拭いた固い実に、ぎゅっと詰まったその力、ここに移れとトクトクお酒。どうか美味しく出来ますように。祈り見上げた空からポツリ、雨。枝に残した梅の実が、じんわり熟れる、梅雨到来。」

*6/9の「道交法違反?その2」を基にしたもの。

「通りを行く三輪自転車。ばあちゃんが漕ぐ、フラフラと。後ろ二輪の間のかごに、じいちゃんちょこんと座ってる。目指すは角の診療所。じいちゃん乗せてフラフラと、ばあちゃんが行くフラフラと。老いの風景。微笑ましく見送るか、痛ましく目を伏せるか。せめて、道交法違反には目をつぶれ。取締り中のお巡りさん。」


 …最近、日記の文がだらだらしているな、と感じている。最初っから、これぐらいすっきり書けんもんかね。


 ちなみに稽古では、過日の朗読教室でもらった阪田寛夫さんの「年めぐりーしりとりうたー」を差し出す。ちょうど鞄に入っていたのだ。感情・状況を書いた紙をくじ引きし、それに沿って自分の持ってきた文を読む、と言う稽古。まぁ、自分の文でも良かったわけだが…。