川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

映画鑑賞〜男前と妖怪と〜

 暑い夏、家で鑑賞した映画は『北の零年』。以前NHKでやっていた『お登勢』のその後と言うべき作品。しばし、暑さを忘れる。北海道開拓をベースにした歴史ものとしての面白さはもちろんだが、…

 改めて、豊川悦司はかっこええなぁと思う。立ち姿の美しいこと。

 と、その翌日テレビで放映されていたのは『妖怪大戦争』。妖怪好きの血が騒ぐ。自慢じゃないが、「世界妖怪協会」発足という話には思いっきり食いついたのだぞ。季刊『怪』を探して本屋うろついたんだぞ(近所では売っていなかった…)。学生時代、専攻を考古学にするか民俗学にするかで、悩んだのだぞ。
 いや、まぁ、それはそれとして。映画である。所用があって前半を見損ね、宮部先生のご登場シーンを見れなかったのがちょいと痛いのだが、ってそのことではなく、豊川悦司である。加藤役なんだもの。嶋田久作さんのおどろおどろした加藤と違い、涼やか。(久作さんだったら、と想像しながら見るのもまた楽しかったわね。)立っているだけで絵になる男。一瞬、アギになりたいと妄想。あの、飛び込んでいくときのポーズが良いではないか。そのあとは大爆笑だったけど。困った顔も素敵。

 そう、ただの男前ではないのよねこの人。『居酒屋幽霊』とか『12人のやさしい日本人』での変さ加減も好きなのである。クールに決めているようで、とても愛嬌のある男前。いいなぁ。

 
 役者話のついでに、最近気になるのはブラザー・トムさんのドラマ露出率の高さ。しかも、役どころがほぼ一緒。なので、最近は、こう呼んでいる。「マスター・トム」

 …バブルガムブラザーズにはまっていた時代が懐かしい…