川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

関西を思う

ochamatsuri2006-12-09

 「東大寺と言えば、修学旅行で行きますが〜」と言うようなことを司会の方が言っていたのは、昨日の某TV番組。関東ローカルならともかく、全国放送ですよ。せめて「修学旅行など」と言って欲しいよ。

 「♪お〜ま〜え〜は〜あ〜ほ〜や♪とこうやるんだよね。」とのこぎり叩きながら某ベテランコメディアン。これまた某TV番組での一こま。もしもし、それを言うなら「あ〜ほ〜か」ですよ。関東では知られていないからって、ベテラン芸人さんの芸を間違えたまま放送するのはどうですか。まったく。
 まぁ、まさかこの番組でテントさんを見れるとは思わなかったので、見たことは大収穫ではあったのだけど。

 うちで取っている新聞は、関東では夕刊を廃止してしまった。お気に入りのコーナーの数々と、もうすぐお別れだと思うと、切ない。早くからカラー写真に力を入れていたこの新聞。夕刊一面の写真付き特集が良いのだ。今は、「文楽を歩く」というのをやっている。人形遣いさんと人形が、舞台になった場所に行く、というもの。今日は祗園の片隅に佇む「おかる」。ポストから新聞を出した瞬間、はっとして足が止まってしまった。2面の白黒写真の横顔も美しい。『仮名手本忠臣蔵』のおかる・勘平の悲劇。モデルとなった萱野三平は、私の地元箕面のお方。忠臣蔵で描かれているのはあくまで物語で、実際の三平のエピソードは全然違うのですがね。それでも、やっぱり思い入れを持ってしまうのである。
 もうすぐ忠臣蔵のシーズン。ドラマ化されると、三平のエピソードって、たいていやってくれないのね。ちょっと悲しい。