川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

観ているドラマ観たいドラマ

 関東は、夕方に面白いTV番組が無いのね。と、聞いてはいたのだが、あらためて実感。ま、TV漬けになる心配が無いか。そのかわり、神奈川TVとか、ケーブルTVとかで、お世話になる街のことをお勉強。
 ま、たまに「ちちんぷいぷい」のサイトを覗いて、ぷいぷいさんで和んだりもする…。

 ドラマは、欠かさず観ているのは「芋たこなんきん」。ここ数年、朝ドラが習慣になってしまっているのだが、今回の、いいね〜。毎度、大阪で作る分の方が面白いのだが、今回はひと際。
 かつてない高齢ヒロイン。確実に上手い役者陣。中でも國村隼さんが最高。私の中では「ふたりっこ」の時の「猿のおっちゃん」。茶目っ気のある素敵な役者さんだと好感を持っていたのだが、今回でハートを鷲掴み。さり気ない仕草が魅力的。中年男のかわいさが、あぁ、もうっ!…って、完全におばさん化してるな。
 藤山直美さんとの息の合った芝居が、いい。インタビューによると、かなり二人で自由にやっているらしい。お互いが呼吸をはかってアドリブやっているのか。合間の「うん」とか「あぁ」と言う文字にならない声が、絶妙。そんなところにばっかり感心しているのもなんだけど…。こっちで話をしかけた時に、向こうで娘が「お父ちゃん、どこ?」。一瞬の逡巡、「んん、あぁ、ここやぁ」。もう、その台詞と間だけ大喜びだ。上手いなぁ。

 次は東京制作のドラマになるんやけど、その次の大阪制作ドラマがまた楽しみ。落語、上方落語でございますよ。タイトルが「ちりとてちん」。このネタ、好きなんやもん。(江戸落語では酢豆腐と言うそうな。)大阪の実際の落語家さんも出はるんかなぁ。ヒロインが福井出身と言う設定も、微妙にツボ(相方は福井県出身なり)。

 NHKのドラマと言えば、むか〜し観て、印象に残っているものがある。ストーリーも何も覚えていない。ただ、すごく不思議な印象、やさしい映像だったという記憶が残っている。音叉をポーンと鳴らし、「Aの音」と呟く様な台詞。栄子(A子)と言う調律師の女性の物語なんだけれど…と、検索してみたら、出てくる出てくる。やはり、不思議と印象に残るドラマやったんや。栄子役の方は、いまは朗読をされているとか。音楽と詩が基本になっていたドラマやったらしい。なんだ?今の自分に繋がってくるキーワードが一杯や。もう一度観たいな。NHK行ったら観れるんやろか。

 覚えてる人、いはりますか?