川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

笑門来福

 今日は、日本橋(「にほんばし」である。大阪のは「にっぽんばし」。ややこしいなぁ。)へと出かける。昔の職場の友人とのデート。大阪→四国→関東と住まいの移った彼女を追いかけるように関東住まいとなったので、さっそく(ようやく?)デートとなった次第。

 目的地は高島屋
 ちなみに、「百貨店」と「デパート」。その単語に対する感覚が関西と関東では逆である。

 それはさておき、行きたかったのは美術画廊。大好きな彫刻家、籔内佐斗司さんの展覧会「籔内佐斗司展〜笑門来福〜」。

 その作品を前にすると、自然にニコニコと笑顔になってしまう。彼の作る童子たちは、まっすぐな瞳でこちらの心を覗き込みながら、いたずらっぽく笑いかけてくるのだ。
 先日、『徹子の部屋』にも出演されていたのだが、芸術家と言うよりは、しゃれっ気のある職人さんと言う雰囲気に、また惚れ惚れ。作品と同じ空気がご本人からも漂っていらっしゃる。いいなぁ。
 
 で、実は、6Fの画廊の作品も良かったのだが、今日はショーウインドウ展示に見入ってしまった。なんて楽しそうなんだ。百聞は一見にしかず。画廊の展示は20日まで(22日からはなんば高島屋だ!)だけど、ショーウインドウは27日まで。高島屋の正面入り口の左右に展開中!後ろに設置された、CG映像も素敵。これ、DVD化して欲しいなぁ。


 しかし、女二人が久しぶりに合うと、話に花が咲きまくって大変だ。先日の高校時代の友人との中華街デートもそうだったが、今日もまた…。
 展覧会の後、お茶をしようと言うことになったのだが、選んだのが甘味屋さんだったのが、居座ってしまった原因かも。お水じゃなくて温かいお茶が出るのだもの。何回お替りしたんだ?と言うか、時間にして、どれぐらい居てましたっけ?
 でも、「すみませ〜ん、5年ぶりなんでつい〜」と言う、彼女の明るい声と笑顔は、店員さんも巻き込む力があるのだ。一緒にニコニコしてもらったではないか。あなたの笑顔は、籔内さんの童子並みのパワーがあるのではないかい?

 笑門来福、笑門来福、笑門来福。いい言葉だなぁ。

 と言うことで、久々の友との時間をたっぷり堪能した一日でありました。あ〜楽しかった。