川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

構想、妄想、ここはどこ?

 来月の公演に向けて、ようやくあれこれが動き出す。いやぁ、もう、デザイナーさんがダウンしたもんで、チラシがどうなるかと思ったが。やれやれ、何とかなりそうである。近日公開予定!

 作曲&ピアノ演奏の西川さんが京都、演じる私が横浜。遠距離恋愛(うふふ)のような状態での挑戦。正直言って、引越しが決まった時はどうなるかと思っていた。後押ししてくれたのは、街山荘さん。もう一度やって、と言っていただいたお陰で、思ったより早く、この一歩を踏み出せたのだ。

 前回とは構成・作品を変えてみようと思う。あ、『セロ弾きのゴーシュ』はもう一度やる。去年の教職員集会での公演のおかげで新たな発見もしているし、パワーアップして、もう一度。あと、『雨にも負けず』と林木林さんの『私の来世』はオープニングに欠かせません。それ以外の部分、休憩までの前半の内容を変える。年を重ねて変わっていく宮沢賢治の姿を追ってみたい。

 2年前に語り芝居『ヨル♪宮沢賢治』をやった時は、この先、他の作家さんでも語り芝居をやってみようと思っていたのだけれど、当分、賢治さんにかかってしまいそうな気がする。「あの作品を中心にしたい」とか「これとこれをセットにしたい」とか「こういうテーマで」とか、あれこれ構想が浮かんで妄想していると楽しくって。やめられない止まらない、かっぱえびせん食べたいなっ!
 謎が、多いのだ。わざと肝心なところ隠したでしょ?と言いたくなるところがいっぱいある。もちろん、原稿が一部行方不明だったり、構想中で余白になっていたり、ってのもあるのだろうけれど、それも含めて、謎だらけ。色んな解釈が出来る。あれ、こんな作品も書いてるの?とびっくりするようなのもある。だから、楽しい。毎日発見!あ〜やっぱり、やめられない止まらない。
 筋金入りの賢治ファン、ではないから、余計に新鮮なのかも知れない。
 タイミングよくNHKの朝ドラは岩手が舞台。「イーハトーブ」って名前の喫茶店も出てくるらしい。賢治さんの詩とか、出てきたりするのかなぁ。ちょいと楽しみ。(マスターは吹越満さんだ!これまた、楽しみ。)


 公演前、回路開放状態になってきている。止まらな想像、いやさ妄想。頭の中で、『ゴーシュ』のカッコウを遊ばせていたら、あれ?電車降り損ねてるよ〜。いや〜ん。