川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

突っ込みポイント

 この時期、新しく始まるドラマが気になったりする。

 で、若手二人が主役の某ドラマについて。
三上博史が出てるんやで」と相方。
「ほう、やっぱり若手ばっかりやとあかんってことなんかな?」
「いや、そうやなくて。」
「へ?」
「役が妖精やで、妖精。三上博史がタキシードで出てきたら、悪魔以外に無いやろぉ。」

 突っ込みポイントは、そこですか…。


 習慣で見てしまっている、朝のドラマは、早や、突っ込むために見るものとなってしまっている。展開に無理があるとか、ヒロインのキャラクターに無理があるとかいうのは仕方が無いと思う。15分で翌日に引っ張り、それを6回繋いで翌週に引っ張らなくてはならないのだから。
 でもねぇ、脚本そのものが突っ込みどころ満載ってどうよ。やたらと不自然な台詞や説明。

例)
 婚約者を前に、結婚式の話題で盛り上るヒロイン一家。母親が、自分の着た白無垢を着ないかと持ちかける。喜ぶヒロイン。更に盛り上る。そこで父が言う。


「あぁ、俺達の結婚式の時の白無垢だろ。懐かしいなぁ。」


…あの、他に、どの白無垢があるのですか?もう、びっくりですよ。その台詞を言ってのけてしまえる役者さんに感動しましたよ、私は。



 その後、婚約破棄を申し渡す婚約者。彼に対し、いろんな場面で周囲の人が言う。

「○○(ヒロインの名前)が結婚式をあんなに楽しみにしてたのに。」

 母親も、友達も、上司(仲人)も…。

 
 楽しみにしていた遠足が、中止にでもなりましたか?




 もう、じっくり世界に浸って楽しめるのは、大河ドラマしかないのかなぁ。

 って、これはこれで、相方からの(時には実家からのあるいは自分自身の)疑問質問に答えるために、日本史辞典や人名事典や日本史地図に手を伸ばさねばならないことがしばしばで、気が休まりませんな。・・・職業病? (byもと日本史講師)