川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

 昨日見にいった作品。確かに、作為的な、と感じる部分もある。それが鼻に付く人も居るんだろうな。でも私は、その徹底した演出っぷりが、いいなと思った。
 映像の中で流れていた言葉(手紙)は、詩に近い。その中で、自分が手にしなかったものや失ったものを比喩で並べていく一文がある。「生きなかった夢」「開けなかったドア」…この辺りは、ありがちと言えばそうなんだけれど、その次が


    「閉めなかったドア」


 これは、ちょっと、やられた。