川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

シェフにおまかせ

ochamatsuri2007-06-25

 今住んでいるところから、比較的近いところに母方の伯父夫妻の住まいがある。何かあったときは、お世話になる事があるやも知れませぬ。近くの親戚は大切です。
 と言うことで、引越してきて数ヶ月、ようやっと昨日、ご挨拶に伺った。長年横浜に住んでいる方への手土産にしばし悩んで、戸塚のケーキ屋さんでお菓子を購入。
 まずは、ご自宅でにてゆっくりお茶の時間。あれこれ近況を語り合う。やがて、5時過ぎ。本日のメインイベントに向かう。目的地は北鎌倉。伯母様お気に入りのフレンチレストラン。住宅地の中の隠れ家的お店。もともとお家だったところを改装したらしい店舗に、ゆったりと席が用意されている。夕暮れの庭に咲く、白い紫陽花がとても綺麗で、今日の雨が嬉しくなる。
 「おまかせで」
 と言う伯母上は、すっかりこの店のお馴染みらしい。お店の方が、ニコニコと挨拶に来られる。いつも元気で活動的な伯母上は、周りを明るくする。こういう人を、お日様のような人と言うのだなぁ。
 まずは、枇杷のお酒で乾杯。時間をかけて味わうコースは久しぶり。ゆっくりゆっくり、時が流れる。店内には音楽も流れているのだが、ふとしたときに耳に入ってくる程度なのが、また、良いのである。料理はもちろん、フランスパンがとても美味。私好み。うれしくて、ついつい手が伸びてしまう。そして、ワインもついつい飲んでしまう。
 贅沢なお食事と贅沢な時間。公演やら詩ボクやらが終って、実はちょっと焦り気味だったここ数日の心が、ゆっくりゆるやかにほぐされていきました。たまには、ほんと、たまにはね、こういうことも必要。
 とは言え、私がここに来るのなら、ランチタイムだろうなぁ。さすがに、ね。 
 で、はい、本日はご馳走になってしまいました。ありがとうございました。

 本当は、2週間前に予定をしていたのだが、諸事情により、延期していただいたのだ。雨のお庭がほんまにええ感じで、今日になって、かえって良かったなぁと思ったのでありました。



 ちなみに、伯父の名前は徳一。手帳の2週間前の日曜のところには「徳一おじさん宅訪問」と書いてある。その前の週の日曜のところには「阿部一徳さん公演」と書いてある。いや、なに、それだけのこと。個人的に、ちょっと「ふふふ」と思っただけよ。

 帰宅後、美味しかった記憶のある間に、メモメモ。改めて、贅沢させていただいたなぁと思うのである。