川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

非常の鰻

ochamatsuri2007-07-30

 何が何でも今日、鰻を食べなくてはいけないわけではあるまい。と思わなくも無い。リハビリに行こうと思ったらバケツをひっくり返したような雨。ますますその思いが強くなる。
 が、午後になり雨が上がる。今なら病院もすいてるから、診察も受けられるだろうと思い、よいしょと腰を上げる。
 出かけたからには買い物へ。あっちもこっちも鰻鰻鰻〜。いい匂い。これには、負けました。肝焼きも買ってしまった。
 ほんまは鰻屋さんで買いたかったけど、長蛇の列(長鰻と言うべきか?)。諦めて、近くにあった魚屋さんで購入。鰻屋さんは、またの機会にいたしましょう。
 
 泉下の平賀源内先生は、この丑の日のひと騒動を、どうご覧になるのでしょうか。


 子供のころの愛読書であった、漫画日本史。その中で、源内の死を嘆く杉田玄白が「ああ非常の人なんで非常の時に死んだ」と呟いているシーンが、子供心に深く印象に残っていた。 
 正しくは「嗟非常人、好非常事、行是非常、何死非常」(ああ非常の人、非常のことを好み、行いこれ非常、何ぞ非常に死するや)。