何が何でも今日、鰻を食べなくてはいけないわけではあるまい。と思わなくも無い。リハビリに行こうと思ったらバケツをひっくり返したような雨。ますますその思いが強くなる。
が、午後になり雨が上がる。今なら病院もすいてるから、診察も受けられるだろうと思い、よいしょと腰を上げる。
出かけたからには買い物へ。あっちもこっちも鰻鰻鰻〜。いい匂い。これには、負けました。肝焼きも買ってしまった。
ほんまは鰻屋さんで買いたかったけど、長蛇の列(長鰻と言うべきか?)。諦めて、近くにあった魚屋さんで購入。鰻屋さんは、またの機会にいたしましょう。
泉下の平賀源内先生は、この丑の日のひと騒動を、どうご覧になるのでしょうか。
子供のころの愛読書であった、漫画日本史。その中で、源内の死を嘆く杉田玄白が「ああ非常の人なんで非常の時に死んだ」と呟いているシーンが、子供心に深く印象に残っていた。
正しくは「嗟非常人、好非常事、行是非常、何死非常」(ああ非常の人、非常のことを好み、行いこれ非常、何ぞ非常に死するや)。