川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

泰木窯@HATTIFNATT

ochamatsuri2008-06-19

 夕方、ふらりと出掛けた先は、高円寺。先日お世話になったトリのマークさん繋がりで、「森の時間ー泰木窯作陶展」を観に行く。焼き物好きの血が、ちょいと騒ぎました。
 場所は、カフェ&ギャラリーHATTIFNATT(ハティフナット)。ハティフナット?何語?と思ったら、ムーミンに出てくる「ニョロニョロ」のこと。なるほど、可愛らしい木の扉の取っ手がニョロニョロでした。そ〜っと開けると、狭っと言うか細っ。一階はキッチン。その前の細い通路を通って奥の階段で2階へ。2スペースとロフト。ウッディな可愛らしい空間。
「ご注文の際は、この紐を引いて下さい。」
 柱のところに木製の矢印の付いた紐があり、床の穴を通って階下のキッチンに繋がっている。ふむふむ。
「お会計の際は、そちらのスプーンをお持ち下さい。」
 各テーブルには、番号を書いた木のスプーン。これがテーブル番号になるのね。ふむふむ。
 まずは、注文を。メニューを広げると、いや〜ん美味しそう。ワクワクする。お昼から来れば良かったと思ってしまうではないか。もう夕方。はい、チーズケーキなプリンとアールグレーを注文。
 あ、絵本がある。なんとなく惹かれるものがあって手を伸ばす。「もものジャムのフタがあかないんだ。」スーパーで美味しそうな桃のジャムを買った白熊さん。使い道を想像してワクワクしたのに、蓋が固くて開かない。と言うところから始まる物語。白熊さんが、ぬいぐるみっぽくないところがいいな。あぁ、桃のジャムが欲しくなる。胡桃のパンにつけて食べたくなる。
 などと思っているところにケーキ登場。美味しい、美味しいです〜。はぁ、幸せ。ご馳走様。
 さて、作品は?
 2階の一角にギャラリースペース。うむむ、ちょっと好み。いいなぁ、欲しいなぁ。買おうかとも思ったのだが、う〜ん、これは、直接泰木窯に行こうかしら?喫茶ギャラリーがあるそうだから。飯能市って、どこだ?どうやって行くんだ?まったくピンと来ない関西人。
 あ、埼玉県ですか。遠足気分で行けるかな。ちょいと、旦那をつついてみるか。

 さて、居心地の良いカフェ。もっとゆっくりしていたいところだったのだが、惜しむらくは、煙草オッケーなのね。せめて分煙されてれば…。それだったら、もう少し滞在したのにな。と思いつつ、スプーンを持って、はい、会計。

 お店を出て、少しぶらぶら。高円寺は、自転車でよく通ったんだよな。前に住んでいたのが鷺宮。で、自転車で中野テルプシコールにパントマイムを習いに行っていたのだ。高円寺はその途中に通る場所。ここが純情通りかぁ、などと思ったものだ。で、帰りは直接家に帰らず、都立家政に向かい、「まぁちゃん」で過ごす。うん、そんな時間があったなぁ。ちょっぴり懐古。あ、マイムの教室にはマルセ太郎さんのお身内の方がいて、ちょっと嬉しかったっけ。更に懐古。そこからマルセさんの思い出に繋がり、更に更に懐古。ま、たまにはいいか。お蚕さんになって繭に篭らない程度にね。