川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

お札まき

ochamatsuri2008-07-16


 ・・・誰ですか?「おさつ」まき、と読んだのは。

 さて、昨日の日記の続き。
 私の目的は、屋台よりも、八坂神社である。
 その前日にはお神輿も出ていたらしいのだが、やはり、噂のお札(ふだ)まきが見たいのだ。
 まずは神社にてお参り。時間を見計らっていったのだが、おっと、出てきたよ、お札まきのご一行が。姉さんの格好をした男性達が行くのである。おぉ。
 し、しかし、こっちはお参りの列に並んでいる訳で・・・。って、ご一行が出発すると、一気に人が減る境内。急いでお参りを済ます。この段階でお札を一枚いただく。ありがとうございます。
 さて、一行はどこへ?とあわてて追いかける。お、あそこだ。どれどれ?と夢中になっていたら、気が付いたら、一行のすぐ傍に出ちゃったよ。うわ、すぐ横にテレビカメラ。マイク持ったレポーターさん。・・・嬉しがりな姿が映ってしまったのだろうか?そうか、撮影している周りにちょっと空間が出来てたんだな。そこに飛び込んだ、あほな私。いやん、ごめんなさ〜い。
 さらにがんばって、なんとか一行の前に回りこむ。オジサンの持っている幣の所にお面が付いていて、これが気になったのだ。おぉ、なるほどなるほど。
 一行は、風流歌と言うものを歌いながら道を行き、要所要所で立ち止まり、お札をまく。五色のお札を高々と差し上げ、下から団扇で扇いで舞い上げまきちらすのである。ふわ〜っと風に乗ったお札が綺麗で、いいねぇ。意味合いとしては、京都の祇園さんと同じく、夏の厄霊除け神事。じっくり見物。うむむ、お札より、この歌の歌詞をちゃんと拾いたいなぁ。お札を取り合う最前線に飛び込まず、少し後ろから写真を撮ったりしていたのだが、気が付くと、あ、こっちにも飛んできた。周りの手がいっせいに伸びる。お札は、ひらひらとあっち行ったりこち行ったり、あ、あれれ、取っちゃったよ。うわぁ、すぐ傍で、がっかり顔の女性。す、すみません。いや、でも、縁起物やし。ありがたく頂戴いたします。

 いやはや、ちょっとはまりそうだ。来年も、見に来よう。屋台よりも、やっぱり、神事が好きだ。