来月は、維新派を観に行く。野外の維新派は久しぶりだ〜。とワクワクしている。
維新派と言うと、つい、彼はどうしているのだろうと気になる青年がいる。大学を卒業し、高校非常勤講師一年目の時に教えた生徒の一人。自分の気持ちや身体をもてあまし気味のやんちゃ坊主。休み明けにはお約束どおり髪の毛が・・・(まだ、茶髪:ちゃぱつと言う言い方も無かった頃やね)。
卒業後の彼と、梅田でばったり再会。
「先生、俺も芝居すんねん。」
え?
いや、別に、私の影響ではなく、卒業後についていた仕事から、そちら方面に興味を持ったらしい。
更に数年後のある日、維新派のチラシを見ると、あ、あれ?同姓同名かなぁ。いや、でもなぁ。インターネットなどと言う気の利いたものも無かった頃。う〜ん。悩んだ末に、昔の名簿を引っ張り出して、連絡を取ってみる。
「よぉ気が付きましたね〜。」
どんぴしゃでありました。
その後、何度か維新派の舞台で彼を観ていたが、その後退団。他所の公演に出ているのを一度拝見。映画に出たらしいことも知ったが、その後、連絡が取れなくなった。
インターネットの時代となり、あれこれ検索してみるが、昔の情報しか出てこない。もう、役者を辞めてしまったのかなぁ。どないしてるんかなぁ、と思っていた。
さて、来月の維新派観劇を控え、久しぶりに彼の名前で検索をしてみる。やっぱり昔の情報しかないなぁ、と思いながらスクロール。
ん?
大阪のお寺のお坊さんに同姓同名の人がいるぞ。
まさかねぇ。
と、思いつつ、クリック!
大当たり〜!
あははははは。写真とプロフィール付きなんだもの。こりゃ間違いないですわ。そうかぁ。紆余曲折の末、そこにたどり着きましたか。なんだか、それもまた彼らしいなぁと言う気がする。
これでお寺に連絡を取ったりすると、まるでストーカーだな。心の中に留め置き、お寺のサイトはお気に入りに留め置く。
・・・って、しっかりその後の様子を確認したいんじゃないか!
だって、ねぇ、一年限りのお付き合いの非常勤講師、教え子とのご縁ってすぐに切れてしまうのだもの。こう言うことがあると、嬉しくなってしまうのよ。
やっぱり、ストーカー?