川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

閉じ込められて

 今朝は雪が積もるかもと言われていたのだが、どきどきしながら見た窓の外は、冷たい雨でびしょびしょでした。

「この天気やから、今日はすいてるかなぁ。」
 と、つぶやく相方。どうだろうねぇ。私は行けるけど。
「じゃあ、行けそうかどうか、3時ごろに連絡するわ。」

 で、3時過ぎ、
「行けます。6時ごろに上野駅で。」
 と、メールが入る。よしよし。パタパタと出掛ける準備。余裕で1台早い電車に乗れると思ったのに、結局、時間通り。まぁ、それでも6時少し前に着くな。

 ・・・と思っていたのに、結局上野に着いたのは、7時少し前。がっくり。

 何があったかと言うと・・・東海道線が止まりました。あまり気持ちの良く無い事態。乗っていた電車が、川崎駅に入ったところで急停車。ドン、がっくん。そのまましばし電車の中に閉じ込められ・・・
 人の体感時間って面白い。しばらくすると、ちらほらと電話をかけ始める人。さすがにこの事態では、誰もとがめません。すぐ近くに座っていたお兄さんは、仕事関係の約束があったのかしら?

「すみません。乗ってた電車が事故で、止まって。ええ、もう2〜30分閉じ込められてて・・・」

 私の腕時計は、止まってから10分程度であることを示しておりました。

 取り合えず、この列車から出して欲しいよぉ、京浜東北線は動いているじゃないかぁ、と心の中で叫びつつ、メールで相方に連絡。「先に入って観てて〜。」


 結局、20分以上閉じ込められた後、開放されて京浜東北線へ。しかし、こちらもあおりを食ってダイヤは乱れ、ついに大井町で停車。しばらく動けそうに無い様子。このままじ〜っと動くのを待つか、りんかい線に乗り換えて大崎に出て山手線か。じっとしているのが嫌で、りんかい線へ走る。
 実際のとこ、どっちが早かったのかしらねぇ。

 ほいで、目的は、上野の森美術館。レオナール・フジタ展だったのである。