川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

初、藝大

ochamatsuri2009-05-30

 5月最終土曜日、上野へ。

 興福寺からお越しの男前に会いたかったのだが、やはり、長蛇の列。さてどうする。

 実は、上野では見たい物がいくつかあった訳で・・・。

 私:阿修羅、尼門跡寺院の世界、ネオテニー・ジャパン
 相方:阿修羅、尼門跡寺院の世界、資生堂サントリーの商品デザイン展

 このうち、尼門跡と資生堂サントリーは東京藝大美術館。と言うことで、今日は東京藝大に向かう事にする。

 まずは、尼門跡寺院の世界。幼いうちにお寺に入るお姫様たち。そのために、幼児の為の愛らしい世界、成長した女性たちの華やかな世界、修行のための厳しい世界が混然一体となっていて、なんとも不思議でありました。
 あ、そうか、これもネオテニー・ジャパンも産経新聞が主催になってるのね。と言うことで、半券で割引になるらしい。それはありがたや。

 思いのほか、尼さんの世界に時間がかかる。美術館を出て、向かいの陳列館へ。と思ったら、なんだこの列は?来る時は並んでなかったのに〜。
 デザイン展は無料、閉館時間が少し遅め。こ、これは、学生さん&阿修羅展を見終った人、阿修羅展を断念した人が、集中してしまったのね〜。と思いつつ、列に加わる。

 年代順に並んだ資生堂サントリーのパッケージ。なるほど、皆さん思い出話に花が咲いてしまうので、古い時代の方が混み合うわけだ。だ〜!ペンギン〜。といってる私もご同輩。
 相方は、プロダクトデザインのみだったのが少々残念なご様子。ポスターとかCMの方が興味があるらしい。あ、そうなんだ。へぇ。

 さて、一応、阿修羅展の様子を・・・って、うむむ50分待ちかぁ。ここは冷静に考えよう。すでに二つ展覧会を見た身体と頭、並んで体力消耗して、混雑の中でじっくり味わえるだろうか。「観てきた」だけで終わってしまわないか?

 と言うことで、この日は男前は断念。最終週は毎日開館時間が延長になっているので、そっちで再挑戦する事に。

 上野公園のベンチでしばし、ぼ〜。阿修羅展に向かう人帰る人の波を眺めながら、前の日光月光展の話などで盛り上がる。私は行けなかったのだが、相方は行って、一時間以上観ていたらしい。なぜ、それほど魅入られたのかといった話。そこから芝居の話に入ったり。あれこれ。

 では、晩御飯でも食べて帰りますかと立ち上がる。あぁ、阿修羅展、ちゃんと見れますように〜。