川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

お祭り〜その2

ochamatsuri2009-07-15

 写真の島田髷のお兄さん・・・いやさ、お姉さん。この方が、唄の音頭を取ります。ピンマイクが付いてます。なるほど、だからスピーカーから聴こえてきたのか。境内のみのサービス?
 唄われている、あれは、風流歌と言うのかしら?歌詞、まだ覚え切れません。

「さあ来い子供 天王様は 泣く子が嫌い 囃すのが大好きで」
「授かったものは 病を除ける コロリも逃げる」

 などなど。八坂神社なので、天王様とは牛頭天王のこと。コロリと言ってるあたり、江戸時代の匂いもします(コレラのことね)。疫病除け、御霊会。これも、祇園祭なわけですな。

「そろそろまこか」

 と言う詞に、一気に人の輪がせばまります。「まこか」とあおっておいて、「まだまだまかぬ」とかわしてみたり。そしていよいよ、島田髷の人が、お札の束を高く差し上げ、人の手とカメラがぐ〜っと高く上がり、私もカメラを構え・・・

 見事、撮れたのは、前のおじさんのカメラ・・・くっすん。
 見事、撮れたのは、お札を扇ぐ渋団扇・・・くっすんすん。
 見事、お札は取れず・・・くっすんくっすん。

 この人混みでは、写真を撮るのもお札を取るのも無理でした。

 この後、お姉さん方は神社の外へ出て、練り歩きながらお札まき。そちらを追いかける事に。


 それにしても、この方々、帯は色々。お家で奥さんやお母さんから借りてくるのかしら?
 高千穂の夜神楽では、女性の帯をたすきにしてたっけ。あれは、確か、安産のご利益があるんじゃなかったっけ?と、そんな事を思い出す。