川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

今日は島でした

ochamatsuri2009-10-21

 今日は鳥でした。夕食ね。鶏のさっぱり煮。
 私はお昼に食べて、相方には晩御飯に。温めて食べられるようにして、出掛ける。

 今日は島でした。行き先ね。墨田区東向島
 曳舟駅前の喫茶店あおむし店長さんと落ち合い、お喋りしながらサンドイッチ食べて・・・こ、このお店、ピアノがある。う〜、チェックチェック。

 今日は鳥でした。観劇ね。トリのマーク。
 と言うことで、懐かしのカフェ「こぐま」へ。トリのマークのお二人が運営する喫茶店。こぐまに来るのは久しぶり。と言うか、トリのマークが久しぶり。
 いや、久しぶりも久しぶり。公演を観たのは、何年前だ?こっちに転勤になったところにワークショップがあったので参加したのが去年の冬。で、その勢いで、去年の5月の公演に出演させていただき・・・だから、純粋にお客さんとして観るのは、びっくりするぐらいに久しぶりなのであった。

 今日は島でした。観劇ね。トリのマーク「島あつめ」。
 カフェ「こぐま」は木造長屋を改装した場所。間もなく開演の気配に静まり返る客席。1回20名限定の3回公演と言う贅沢。静かな空間に柱時計の音がカッチコッチと静かに響く。やがてジ〜っと音がして、柱時計がボ〜ンボ〜ンと8時を知らせる。ピョコンと柳沢さんが現れる。この段階で、すいっと心をつかまれる。

 水路に囲まれた島と呼ばれる土地が集まった向島の今?過去?近未来?パラレルワールド?舞台はここのような、違うどこかのような。いたってまじめな男と女と・・・人?まじめにすっとぼけ、まじめに突っ込む会話が繰り返される可笑しさ。一瞬、外に出たら建設中のスカイツリーが消えうせているのではないかと確かめたくなる。心地良い時間を一緒にたゆたった。そんな舞台でした。

 
 こう言う言い方が適切かどうか判らないのだが、ビジュアルも魅力的なのがトリのマーク。目の保養にもなりました。・・・いや、だから、去年の自分はこの世界の中でどうだったんだ?と、今更ながらに思う。


 写真は、強い咆哮・・・じゃなくて、芳香の果物。小道具でした。