川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

長野日記〜参道〜

ochamatsuri2010-04-23

 大阪出張の相方を送り出し、こちらもバタバタと準備。洗濯、部屋干、ざっと掃除。あ〜、雨だなぁ。駅まで、バスだな。と言うことで、出発。
 湘南新宿ラインで大宮へ。そこから長野新幹線(初めて乗りました!)に乗り換えて、長野へ。大宮で買ったお弁当(春野菜弁当、美味しかったです)を食べたり、朗読予定作品をチェックしたりしているうちに、あっと言う間に到着。ん〜、なんだか、長野がものすごく近く感じた。・・・実際、大阪から行くよりは近いか。
 前に長野を旅した時は、池波正太郎真田太平記」を巡る旅をしたんだなぁ。

 ホテルに荷物を預け、善光寺へ。前来た時は、宿坊がやっているユースに泊まったんだっけ。あれから十○年かぁ。

 ぶらぶら散策。おや?あれは・・・

 アジアン雑貨とカフェのお店。三輪タクシーがある。飾ってるだけかと思ったら、送迎してくれるんだ。へぇ。

 横道のアーケードが気になる。国定忠治の墓?行ってみよ〜。ふむふむ、ゆかりの地と言うことで、分骨してもらったのね。
 ・・・そういえば、大河ドラマの影響か歴女ブームの所為か、千葉さなさんのお墓に随分人が来ているそうな。で、そこのお寺の方が、来て貰うのは結構だが、せめて手を合わせていただきたいと言うような事を仰っていたそうな。
 そんな事を思い出し、そっと手を合わせる。

 さて、参道に戻って・・・さぁ、いよいよ善光寺が近付いてきたぞ。宿坊が並ぶ。
 
 ん?

 え?

 うわぁ、籔内さんだぁ!
 ・・・あ、籔内佐斗司さんの作品がある、と言う意味だが・・・

 むじな地蔵。そこは、白蓮坊と言う宿坊の前。お、ギャラリーがあるんだ。万華鏡かぁ。覗いてみよっと。
 入ってみると、あれれ?奥には、もう一組のむじな地蔵。中のは木彫、表のはブロンズ。少し、手の形が違うんですよ、と教えられる。
 この宿坊にまつわる「むじな灯篭」のお話にちなんで作られたそうな。ちょっとせつなくて優しいお話。それを知った上で、もう一度お地蔵様と横で手を合わせるむじなを眺め、手を合わせる。
 ここで藪内さんの作に出会えるとは思っていなかったので、ちょっと興奮。

 さぁさぁ、いよいよ善光寺

 そうそう、長野は桜が満開でした!

 もう一度、お花見が出来るとは。なんだかウキウキしてきました。