小学生と一緒に過ごしていると、時々、九九が言えるかどうかを確かめられます。
「○の段言える?」
その日は、ある男の子と、一段ずつ交替で言って行くことに。私は奇数段。
私「ごはよんじゅう」
男の子「違うよ、ごはしじゅう」
私「・・・」
この後も、「ひちろくよんじゅうに」は「しじゅうに」に、「くごよんじゅうご」は「しじゅうご」に訂正されました。
ん?「ひち」は「しち」に訂正せんのか〜。って、耳で聞く分には判りにくいか。
あぁ、学童は基本、低学年で良かった。県庁所在地とか、山地山脈名とか、・・・ボロが出まくるわ。特に関東の地理は・・・。
夕方、数人の子供達が暴れている、と言うかじゃれている。はずみで転んで頭をぶつけた子が、泣き始める。まぁ、この場合お互い様なんだが・・・。いつまでもイジイジしている子に対し、やがてちょっかいを出す子。
「じどーじごくだよ」
・・・じ、自動地獄?それとも児童地獄?
とっさに、訂正の言葉も出ずに笑ってしまう。
「じごーじとくでしょ」
ちゃんと訂正してくるしっかりさんも、居るわけです。