川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

太郎さんと未来ちゃん

ochamatsuri2011-04-16

 相方とデート。

 まずは、東京国立近代美術館へ。岡本太郎展。震災の影響で閉館時間が4時。これでは相方は、平日には観に行けません。会期は5/8まで。って、GWは帰省するし、あ、これはいかん。と言うことで、急遽、おデート決定だったのでした。
 
 「傷ましき腕」は、腕よりも、キュッと絞られたリボンが苦しげで怖いなぁと思う。縄文土器の写真は素通りする人も多かったけど、なんで?太郎さん視点を感じることが出来る、面白い写真だったと思うのになぁ。ラストの目玉尽くしも、面白し。「あ、この眼、面白い」と思って近付いたものに限って、題名不詳の不思議。
 しかし、あの解説キャプションの付け方って変えられないものなんだろうかといつも思う。解説は、物を見てから読みたいのに、タイトルと一緒に解説がある。博物館ならそれでもいいけど、美術作品に関しては、タイトル(これは、作品の一部だと思うから)と作品を見て、感じて、それから解説を読んで「へぇ、そうなの?」「あぁ、なるほど」「そうかなぁ」などと考えたいのに。ん〜。

 出口近くには、「太郎さんの言葉をお持ち帰り下さい」と言うコーナー。壁に穴が空いていて、その中に三角くじが入って居る、一人一枚。中には太郎さんの言葉。
 ・・・三角くじのように、全辺を留めて無いのね。一ヶ所テープ留め。だもんで、一枚のつもりが、よく見たら中にもう一枚入り込んじゃってました。
「芸術というのは生きることそのものである」
「いのちを賭けて運命と対決するのだ。その時、切実にぶつかるのは己自身だ。己が最大の味方であり、また敵なのである。」

 きゅっと背筋が伸びました。

 閉館時間いっぱいで退場。ちょろっと皇居を散歩。

 東京駅で早めの夕食。

 渋谷のパルコへ。川島小鳥写真展「未来ちゃん」。佐渡島に住む女の子を一年に渡って撮影したと言うもの。なんとも、力いっぱいな命溢れる少女の姿に、笑ったりときめいたり。元気を分けて貰いました。4/24まで。http://dc.watch.impress.co.jp/docs/culture/exib/20110414_439070.html
 あ、大阪でもあるみたいね。5/10〜17、HEP HALLで開催なり。


 GWの帰省、やっぱり、万博公園に行きたいね、と語り合う。「太陽の塔 黄金の顔展」もやってるし、これは決定だな。