相方の実家から、大阪の私の実家へ移動する日。一乗谷へ立ち寄る。
朝倉氏遺跡。行こう行こうと言いながら、まだ一度も行っていなかった私。福井に縁が出来た者として、これではいかんだろう。と言うことで。
戦国大名、朝倉氏の城と城下町の遺跡群。一部に、町が復元されている。パンフレットにはしっかりと、「白い犬のお父さんのふるさとです」と書かれている。
・・・判らない人にはさっぱり判らないでしょ!と突っ込んでしまいますよ。○フトバンクのCMで、犬のお父さん、白戸次郎さんの故郷として出てきたのを、覚えている方は居るかしら?
そしてこのパンフレット、あのCMのシリーズが終わったら作り変えるのかしら?
・・・って、あらら私ったら、そのCMに使われた町並みの方の写真を撮るのはすっかり忘れていましたわ。
さて、ここには、当主の館跡もあって、こちらは復元ではなく、遺構を楽しむことが出来ます。背後の山から眺めると壮観。で、この山にはいくつかの庭園が残っていて、枯山水の石組みを楽しむ事が出来ます。
その一つ、湯殿跡庭園で写真を撮りながら、石組みだけで色んな事を感じるってのは、なんなんだろうね、と思う。これを組み上げて行く庭師の感覚ってすごいなぁ、写真では伝わらないね、などと話していたのは、この庭園の石組みを見たときに、なんだか、とても、楽しげだと思ったから。何故、楽しげと思うのだろう。他の庭園とは、何が違うのだろう。
そんな事を思いながら山を降り、それから復元町並みの方に行ったのだが、そこの解説に、びっくり。
岡本太郎さん、いらした事があるのですか。
湯殿跡庭園を見て、素晴らしいと感動されたのだとか。
へぇ。
どうにも、ほんのりと、ご縁があるようで。この後、大阪に帰ったら太陽の塔に会いに行く予定の身としては、なんだか、くすぐったいような思いがしたのでありました。
さてさて、そんな一乗谷で、おやぁ?と言う看板を目にすることになるのですが、それは・・・