川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

20年前の

 八女と言えば、20年前の一人旅。岩戸山資料館の方にとても親切にしていただいた。遺跡のことを尋ねたら、車を出して周囲の彩色古墳をあちこち案内して下さった。

 八女茶に出会ってすっかり虜になったのも、この旅だった。一口飲んで「おぉ!」と言った私に嬉しそうに笑って、誇らしげに「ね、美味しいでしょ」と話して下さった売店の人。当時は、お茶好きだけが知っているおいしいお茶だったんだけど、最近ではあちこちで売られてるなぁ。

 大分では、五百羅漢の東光寺に行こうと道を尋ねたら、教えて下さった方が後から車を出して追いかけて来て下さり、「ちょっと距離があるから」と送って下さった。

 もう顔も覚えていないけれど、ただ、その温かい思い出が宝物として私の中に残っている。
 
 どうか、ご無事でありますように。