23日の旅日記は続く…。
小松に行くからには、行きたかったのが、小松御前の里。
平家物語に登場する白拍子、仏御前。ここが故郷。最期の地でもある。お墓と、ずっと守り伝えられてきた乾漆像がある。普通のお家に祀られているので、事前にお願いをして見せていただく形。なかなか行きにくい場所で、はちみつさんが「車で行ってあげるよ」と言ってくれたので、訪れることが出来ました。感謝。
10月は千賀ゆう子企画で「平家物語」の公演に出る予定だしね、行きたいではないですか。かつて行かれたことのある千賀さんからも、是非、見て来なさい、と言われていたのだ。
とは言え、里に着いたのはお約束の時間よりちょいと早め。近くには小松の埋蔵文化財センターがある。え?あるよ、あったじゃないか、行くところ!
ってことで、ちょっと寄り道。うはあ〜、人物埴輪〜。卒論テーマ〜。ごめんなさい都出せんせ〜。と、恩師や先輩や同期との日々が蘇る。
体験コーナーで土鈴作りと組紐作りに挑戦。土鈴、うまく焼きあがるかなぁ。
と言うことで、仏御前の像を拝見しに。
いやぁ、綺麗。綺麗でしたわ。お顔立ちもだけど、乾漆像としての保存状態の良さ。うむむ。
これは、旅行から帰って来て千賀さんともお話したことなのだけど、あの像が正しく仏御前の姿を映しているのなら、もしかしたら、ちょっと海の向こうの血が混ざっているのかもしれない。日本海側に向いている地。ロシア系、大陸系の人との交流の可能性は考えられなくもないなぁと。
写真、どうぞと言われたので、撮らせてもらったけど、なんだか、ほいほいと日記に貼るのもはばかられる感じ。看板にしとこ。