川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

見て見た一日

ochamatsuri2013-02-08

 昨日は三軒茶屋へ。あしゅりんの写真展「一日一枚」(@世田谷233)を見に行く。
 フィルムカメラで一日一枚、撮り続けた写真。7月が必見です。
 ファイルに入っている2010年や2011年の写真をパラパラ。おや、こんな写真もあったの?と自分の姿に笑ってしまう。

 池袋に移動。東京芸術劇場。待ち時間に雑貨屋へ。あかん、つい買い物してしまった。散財です。
 おにぎり屋さんでおにぎり食べて…ちょっと柔らかすぎ。十五穀米使ってたりして美味しいんだけど、気を遣いながら食べなければいけない柔らかさってのが、残念。

 で、観劇。FUKAIPRODUCE羽衣『サロメVSヨカナーン』。西田夏奈子さんと、木皮成さんの振り付けが目当てです。

 以下、ネタバレ含む可能性あり。



 なるほど妙ージカル。思いきりよく歌って踊っては、見ていて気持ちがいい。一方で、ちょっと釈然としない思いも抱える。ん〜、これは、私がサロメに思い入れがある所為なのかなぁ。確かに、サロメの台詞は使われているのだけれど、いまいち「サロメVSヨカナーン」としている意味が判らないまま。男と女を描くと言うなら、「ロミオVSジュリエット」でも「トリスタンとイゾルデ」でも「お初VS徳兵衛」でもよいのではないかと、敢えてサロメとしている事の意味が、宣伝文を読んでも、ピンと来なかったのでした。そこが、ちょっと残念。楽しかっただけに、ね。
 歌人枡野浩一さんは、ちょっと、それはずるいよ〜と言う出演でした。
 天井からぶら下がる3000本のチュッパチャプス。……設定が、雨の街でした。こういうセンスは、好きだなぁ。

 写真は、世田谷233からの帰り道。じっつ見つめる視線を感じました。顔フォトグラファーあしゅりんの個展の帰りにふさわしい出会いでした。