蜘蛛と蛙と寿限無と狐
学童にて、語り芝居『蜘蛛の糸』。
子供達がお昼ご飯を食べている間に着替えて準備〜。お昼寝のための準備が始まったら、こちらもセッティング。背景が本棚ではあんまりなので、前日に買った黒布でサクサクと隠す作業。楽しそうに手伝ってくれる子も居る。あ〜、でも、ごめん、譜面台は触ってくれるなぁ〜。
太鼓の音が湿気るのが心配だったけど、それもクリア。
普段そばに居る指導員がこういうことするのって、どうなのかな、と思っていたけれど……大きな声で正面切ってではなく、さりげなく「良かった」「面白かった」と言ってくるのがおもしろかったです。
しかし、今日は読み過ぎ〜。私の個人文庫に最近入れた『カエルのエルタ』。古本屋で見つけて、懐かしさのあまり衝動買い。これを「読んで!」とせがんできた子が居たのだな。それなりに長さがあるので自由時間ごとに「続き!」いや、あの、一日中、君だけの相手をしている訳にもいかないのだよ。
と思っていたら、他の子からも本読みのオーダー。林木林さんの「なつやさいのなつやすみ」。これは、絵本だから時間はあまりかからない。
ふう。ひと息ついたら、またもや『エルタ』。♪エルタエルタ〜。歌う場面が結構ある。適当なメロディーで即興で歌う。あれ〜、「ゾロリ」シリーズも歌が多いのだけれど、その時と同じような感じになってるぞ〜。音楽的センスの無さにびっくりだぜ。
「ねえ、寿限無やって〜」
今度はそれかいっ!
先日、キャンプ準備で大人がバタバタしていた延長保育時間帯に残っていた数人を相手に寿限無をやったのだが、その時のメンバーの一人。怪我をして腕吊り状態で、痛い&痒いと言う事態。ちょっとでも気がそれるならと思い、語り出したところで、それをまったく無視して「これ読んで」と来る子まで居るよ〜。それはごめんねとお断り。寿限無をやってるうちに他の子も寄って来て一緒に「寿限無寿限無〜」とやりだす子も。でも、さすがに後半のケンちゃんが泣きながら言うのまでは一緒に出来まい。ふふふ。
あ、キツネの子とオオカミ君の友情物語の絵本『ともだち屋』も読んだぞ〜。
さ、さすがに疲れた。
幸い、明日はお出掛け日なので、あんまり本読みをせがまれる時間は無いかな。ふふふ、お出掛け先が楽しみなのだ。二人組のクラウン芸人さんの舞台を観に行きます。しかし、子供達への説明で「ピエロ」と連呼してるけど〜、クラウンですよね〜と突っ込みたくなる(カレンダーにもしっかりピエロって書かれておる)。
ん?クラウン芸か。パントマイムが出て来る可能性もあるなぁ。その場合、帰ってから「あれやって」になるのか?いやいや、頼む、自分がやってみようと言う方向に行ってくれ。