7・8月が忙しくなるのを見越したように、今しかないと観劇週間?
火曜日は、オフィス再生の読書劇『二十歳の原点』。
学生運動と言う時代背景の中で綴られた、ひとりの女子大生の二十歳になった日から列車に飛び込むまでの日記をもとにした舞台。
時代、生き方が違っても、二十歳の、思春期の悩みは根本的には同じなんだなぁと思う。大人になりきれない自分、周囲との関わり、大学とは、学生とは、学ぶとは、自己分析、劣等感と過剰な自意識。違うとすれば、今は世界と繋がっていると錯覚させてくれるツールがあること。いや、当時はそれが運動であったかもしれない。そんな事をぐるぐる考える。
赤い糸、傘の山、対角に位置する役者。視覚的美しさも魅力的。