川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

スーパーおせっかい

 スーパーにトウモロコシが並ぶ季節。お値段も手ごろになってまいりました。
 とうもろこし売り場の前には大きな箱が置かれている。数日前の事。その前で、勢いよくトウモロコシの皮を剥く男性。景気良くトウモロコシを丸裸に。
「それ、全部剥いてしまわない方が・・・・・・」
 と、思わず声をかけてしまう。あれ、全部剥いてしまうと鮮度が落ちるのですな。「はあ?」とか言われるかと思ったが、「え、ええ?そうんなんですか?あ〜、全部剥いちゃったなぁ」と、素直な反応。
「ま、まぁ、帰ってすぐ調理しるんやったらいいんと違います?」
 と思わずフォロー。確かに、あの皮が家ではちょっと邪魔だと思うのも無理はないし。
「次から、ラップをするつもりで最後の1〜2枚を残しておいたらいいですよ」と付け加える。

 おせっかいおばさんに会ったなぁ、と思われたかな。


 これは昨日の事。レジでの精算を済ませて袋詰め。ふとみると、小さな女の子がビニール袋で遊んでいる。気持ちは判る。頭に帽子みたいに被る。うん、そこまでは大丈夫。ぽんと頭から外し、次の瞬間、うわ〜それはあかん!顔から被ってるよぉ。お母さんがどの人かを確認する余裕も無く、とっさに駆け寄って
「それは危ないから止めようね」
 近くで袋詰めをしていたお母さんが振り返る。「余計なお世話」と言う反応では無かったので、ほっとする。「ありがとうございます」「いえいえ」
 子供って、一瞬のすきに何をするか判らない。それを、親だけの責任にはしたくないと思う。子供がいない分、他所の子に目を向ける余裕のある身の、これは役割なんだと勝手に思う事にしている。

 おせっかいなおばさんやなぁ、と思われたって構うもんか。