川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

時空を越えて

 先日、時空を越えた旅をしてきました。
 珍しく、土曜日の保育に入った日。人数も少ないし、二か所合同での保育は顔触れも違って面白い。あっちの学童の子とこっちの学童の子が遊んでる光景。
 と言うことで、時空を超えた旅。
 きっかけは、いつもの「壁やって」。
 マイムを使って壁をやり、閉じ込められると言う定番は楽しいのかな。しばしばリクエストされる。それが変形して、今では壁をやると、「井戸になってるんだよ」(by童)となります。ロープを登って行くと途中で切られて落っこちて……と言う流れがお約束。
 更に水が増えてきて、と言う展開になるのが多かったのだが、この日は、無事に出る事が出来ました。
「出たら、知らないところに来てるんだよ」(by童)
 
 と言うことで、出たら、英語で話しかけられました。
「フーワーユー?」(by童)
 ……しかし、残念ながら低学年、それ以上の英会話には繋がりません。
「あなたの帰る道はそこです」(by童)
 と、また井戸に入らされる。そこから、時空を越えることに。
 外から指示を出していた子が案内役のようになり、
「どこに行きたいですか?昔でも行けますよ。」(by童)
 ○百年前とか言って連れて行ってくれるのだが、残念ながら低学年、イメージは持っていない。なので、
「はい、着きましたよ」(by童)
 と言われると、こっちが色々喋る。「わぁ、あの着物綺麗〜」とか「ほほう、こんな風になってるのねぇ」とか。
 あ、この段階で井戸設定は消えていて、案内役の子について歩いてます。グネグネ道や上り坂、石ごろごろ道。ワークショップの最初にやるやつみたいだ(笑)。
 姿が見えないように透明マントをかけてくれるところが面白い。
 更に1名加わって、今度は恐竜の時代へ。匂いで見つかるからと、恐竜の匂いスプレーをかけられました。その発想はどこから?迷子になった時の人探しライトの説明も受けました。
 恐竜狩り(なぜに、渡すアイテムが弓矢なんだ)の記念写真は、現代に持って帰ると自動的に古びるんだそうな。
「次は、むーの学校に行くよ」(by童)
 えっと、小中高大、どれだ?って、小学校ですね、はい。当然、今のではなくてさかのぼる訳で、
「う〜ん、むーの小学校は、ちょうど建て替えとかあって、ものすごく変化の多い6年間だったんだよ。どこにする?」
 ……1年から順番に行くのね、はい。
 二学年を見たところで休憩。お風呂に入ったりご飯を食べたり就寝したり。タイマー持って来て「2分だけど、○時間寝た事になるんだよ」(by童)
 ちゃんと寝るようにとの指示で、それぞれが目を閉じる。
 ぴぴぴぴぴ。
「ほんとに寝ちゃった〜」「うん、私も」
 普段なら、他の子の邪魔が入るけど、さすが土曜保育。平和だなぁ。
 と言うことで、思いがけない時空旅行。濃密な時間でありました。

 しかし、時空を越えすぎた。後から、妙に疲労感……