川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

源平

 青葉の笛、と言うと平敦盛と言うイメージですが、実は、その名を持つ笛は複数あるのですな。
 源義平(義朝の長男。悪源太の異名。鎌倉幕府を開いた頼朝のお兄さん)が、平治の乱に敗れ、現在の大野市和泉地区に落ち延びます。そして、村長の娘と恋に落ちるのです。
 しかし、父の死を知り、討ち死にを覚悟で京に上る決意。身籠っていた娘に、白旗と笛を託します。男なら源氏再興を、女なら静かに暮らせと。
 そして、この村長の朝日家に代々伝えられたのが、義平ゆかりの青葉の笛。科学的に調べた結果、確かにこの時代の笛なのだとか。現在、記念館があります。
 そんな源氏ゆかりの地。

 と思いきや、大野市には、平清盛の愛妾であった仏御前ゆかりの地もあると言う……。
 仏御前の出生地は石川県の小松市と言うのが知られています。お墓もあります。
 が、実は大野市の仏原にも出生地と言う伝説があり、仏御前が髪を洗ったと言う滝があるのです。と言うことで、行ってみました、仏御前の滝。



 ん〜、ここで髪を洗うのは大変だと思うのですが……。落差100メートルの三段の滝。全体をカメラにおさめるのはちょいと厳しい。
 遊歩道を登って行くのですが、徒歩10分の表示。いや、確かにそれぐらいだけど、かなりの登り。先が見えないので、ちょっと不安になりました。
 
 ちなみに、仏原は、ダムの底。
 と言うことで、源平ゆかりの大野市のご紹介でした〜。