川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

ギフトなショー

 ギフトショーも無事終わり、心配した肩や腰の疲れも思いのほか早くおさまり、ほっとしてます。
 ギフトショーでは、休憩時間に他のブースをまわったりするのですが……なんせ、ビッグサイトを全部使っている国際見本市。とてもすべては回れません。東棟だけでもぜーはー。特に今回は、あまりゆっくり時間が取れず、あ〜、あそこ見逃したなぁと言うのもちらほら。
 胡粉ネイルさんのところ、行きたかったなぁ。
 私が主に見て回るのは、文具系とグルメ&ダイニングショーとお茶・お香関係。
 
 年々、和紅茶が増えている。今回は、玉露から作る和紅茶とほうじ茶チョコが印象的。あと、二煎目のための工夫をしたお急須は、あ〜なるほど、と思ったのでした。
 あ、マサラチャイ味のチョコも美味しかったです。
 例年通り、マヌカハニ―もチェック。
 そして、これがお目当て。てぬぐいの「にじゆら」さん。と言うか、「ナカニ」さん。覗きに行ったら、あと10分ほどで実演がありますよ、とのこと。それは是非!と拝見させていただく。
 https://www.facebook.com/nakanisome/posts/855059884590859
 こんな感じのところを最前線で。
 ベテラン職人さんの実演と社長さんの解説。……これが、もう、漫才。社長がボケで職人さんがツッコミと言う……さすが、大阪の会社やね。
 ナカニさんのブランド、にじゆらの手拭いは、注染と言う技法。手間がかかるけれども、これだと、手ぬぐいの両面が綺麗に染まります。手作業だからこその、にじみ、ぼかしの美しさも魅力。
 http://www.nijiyura.jp/
 小さなサイズの圧縮機を会場に持ち込んでの実演。

 何層にも重なった生地に、色が注がれていきます。これを圧縮器で一気に下まで引き抜くと、すべての生地に色がつくのです。
 出来上がったハンカチサイズの手拭いは、「どうぞ持ち帰って下さい」

 と言っても、防染のための糊がついているので、一見すると泥だらけ。

 わっさわっさと洗うと、魔法のように、綺麗な白い手拭いに。
   
 簡易のコンプレッサーなので、あくまで、サンプルと言う感じですが。でも、にじみ、ぼかしの感じは、判りますよね。
 ん?東京?
 そう、今、にじゆらさんは、東京に直営店を出し、注染のデモンストレーションなどもされているのです。ここも行きたいなぁ。
 ちゃっかりと、にじゆらさんの手拭いを首に巻いて、ファンであることをアピール。いやほんと、好きなんだもの。手拭いはついつい買ってしまうのだけれど(横浜に住んでいるからか、出会うのはもっぱら濱文様さんの)、にじゆらさんのは、よそ行き用なのです。