さて、自宅に戻り、川島家集合の夜。一家揃って、某ホテルへお食事に。
両親、姉、姉の旦那、甥っ子、妹、うちの相方、私。8人。久しぶりに賑やかやね。
お食事は美味しくて、ワインも美味しくて、でも、ひっそりと私が感動していたのは、この、ホタテの下のムース。
「セロリアックのムースでございます」
そ、それは、もしかして、芋セロリってやつですか?
数年前、初めて千賀ゆう子企画の公演に出させていただいたのは、リオフェス。岸田理生さんの「料理人」と言う作品で、その中で「芋セロリ」と言うのが出てきて気になっていたのだ。もちろん、その時に調べてはいるのだが、そんなの売ってないよなぁ、現物はどんなのだ?と思っていたのだ、
ああ、ようやっと出会えました。芋セロリ。美味しゅうございました。
そして、最後に出されたデザートを見て
「なんや、和菓子みたいやな。こういうのあるやろ」と父。
確かに、似てます。俵屋吉富の「雲龍」ですな。
それにしても愛しの甥っ子は、この前会った時から、急に背が伸びちゃいました。手足もす〜っと伸びて、声もお父さんに似て来たね。
しかし、お野菜が苦手なのは相変わらずか。向かいに座っていたもんだから、思わず引き受けてしまったではないか。言葉は通じなくても、そういうのは、判るな。彼との共通言語は、ボディランゲージ。