川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

医療物

 なんで医療物のドラマって、主人公と敵対する医者=傲慢あるいはお金目当て、権力志向みたいなのが多いんだろう。あるいは患者をないがしろとか。
 まぁ、医療物に限らないんだろうけれど、その単純な構造はなんとかならんのか、と。
 ようやっと病理医の世界にも目が向けられた、と喜んでいる病理医の先生の文章をどこかで読んで、興味が湧いて見て見たんだが、ん〜、他のお医者さん達のあの描かれ様は、あれでいいんですか?
 ドラマを盛り上げるための切り口はそのパターンしか無いんですか?
 なんだか、なんだかとても悲しい気持ちになりました。
 「コウノドリ」が面白かったのは、各科が連携して、とにかく患者さんに、命に、向き合っていると言う事。アメリカのドラマ「ER」が面白くてシリーズが続いたのもそう言う事だよな。
 1981年に放送されたドラマ「きりぎりす」をいまだに覚えている人がいる。覚えていて、舞台化した方もいる。ああ言うドラマは、もう、作られない、いや作れないのか。
 もう、なんだかなぁ、なんだかなぁ。とてもがっかりです。しょんぼり。