川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

濁りません

 それは、数日前のこと。
 スズナリを出て、切っていた携帯電話の電源を入れる。
 ん?知らない番号からの電話があったらしい。心当たりは、なんかあったっけ?……あ、ある!あるよ!
 慌てて電話をすると、やっぱり!
「むーさん、キャンセル出ましたよ!」と桑原さん(「くわはら」です、濁りません)。
 てことで、行ってきました「俊読2016」@クロコダイル。
 ソールドアウトする詩のイベント。さすが「この国の子供たちは皆、この男の詩を読んで大きくなった・・・」です。ご本人も登場される、谷川俊太郎トリビュートライブ(「たにかわ」です、濁りません)。
 「谷川俊太郎を読む」ではなく「俊読」とすると、途端に毒を帯びます。中毒必至。(頭の中では勝手に俊徳丸が出て来るのも、どうしたものか。)
 詩人、俳優、俳人、朗読家、研究者、体現者……九人のパフォーマー、九人九様のトリビュート。
 面白かったなぁ。刺激もいっぱい。終演後、客席のジュテさんにご挨拶。「いやぁ、面白かったなぁ」と心からの声。ですよね、ですよね、とうなずく。
 何より、谷川俊太郎さんご本人からの刺激。この柔軟さ。桑原さんとのやり取りの愉しいこと。
 良い、夜でした。約3時間。お尻がちょっと痛かったけど。
 あ、桑原滝也さんの「宴の始め方」、私は「ふくらはぎ」でございました〜。ほら、思わず俊太郎さんの詩を確認している。まんまとやられておるわけだな。
 残念だったのは、6日の準備に追われ、俊読の前に行くつもりだった「あべあゆみをめぐる冒険」に行けなかったこと。移動ルート、時間も確認していたのに〜(泣)。



 あ、写真はチラシと、天井のワニと、出演者の皆様。……手前でカメラ構えている後ろ姿は……あおばさんだな〜。