川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

始まる

 今日は「楽屋」の稽古だ。
 5年前、本格的な稽古が始まる日、ソワソワワクワクしながら出掛ける準備。それを吹っ飛ばした大きな揺れ。公演も吹っ飛んで……。もう一度、同じ本に向き合える事に、感謝。

 一方で、熊本で大きな揺れがあった事に、心が痛む。

 阪神淡路の時にボランティアで入った際に割り振られた仕事は、学校の教室いっぱいの衣類の山の仕分け・整理であった。処分するしかないものも多く、「送ればいいと言うものではない」と言うことを痛感。
 被災していない地の人間が、頭に血がのぼった状態で行動してはいけない。落ち着いて、よく考えて、行動。