はしご二本目は、楽園王や千賀ゆう子企画でご一緒してる、あべあゆみ嬢による初のひとり芝居。
言葉を纏ふ」 纏の一 太宰治『燈籠』
太宰治の短編小説『燈籠』に
「纏う」というテーマを加え
一人芝居用の脚本に書き換えたものを
上演致します
原作/太宰治
脚本・演出/高木尋士
出演/あべあゆみ
古民家ギャラリーしあんさんは、そのままで絵になる空間。
愛するが故に狂い、いや、狂ってなどいないのか。静かに静かに語る女の姿の哀しさと、狂おしさが、外の暮れていく景色とともに、じわり、ざらりと迫ってくる。うむむ、堪能。