地下改札に向かうため階段を降りようとして、ふと下を見ると、子供が走り込んできた。ピタリと壁に体をくっつけ、来た方をうかがう。
あ〜、やったな、これ。親とかと歩いているとき、少し先に行って「わっ!」と驚かす。それは、小さな冒険。待つ間のドキドキ。親の姿がなかなか現れないとちょっと不安になる。ふふふ。
そ〜っと近付いて、すっと側に寄る。
だ〜って〜、学童の子なんだもん。振り返って私に気付いた時の笑顔がたまらんっ!
一緒にドキドキしながら隠れさせて貰いました。
「わっ!」
の後ろから登場してご挨拶。
と、もう一つの学童の子もたまたま通りかかって「なにやってんの?」。
うん、今日は、違う世界に飛んでる顔は見られずに済んだな。