川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

岩手日記〜ホップと遠野物語〜

 カッパ淵への道の周りの畑は何だろうと思ったら、ホップ畑だったのですね。遠野は、日本でトップクラスのホップ生産地なんだそうな。
http://www.kirin.co.jp/csv/connection/tonobeerexperience/

 伸びたツルを巻き付ける作業をされていたのだけれど、高所恐怖症の私には出来ない作業だなぁ。


 その道端で、手作りのカッパグッズを売っているおじさんがいて、しばしお喋り。手作りカッパさんと記念撮影。

 伝承園に戻り、入園。ここは、遠野地方のかつての農家の生活様式を再現した施設。いくつかの建物がある。
 ちょうど語り部さんの昔話が始まると言うことで、急いで滑り込む。思ったより早口なのね。ところどころ判らない言葉はあっても、伝わる語りはさすがです。
 

 この建物は、半分が再現された雪隠、半分は現役のトイレ。古今折衷。

 お蚕さんもいて、ワサワサしている写真も撮っているのだけれど、苦手な人もいるだろうから、自粛。


 休憩場所に、大きなカッパのぬいぐるみ……カッパが「カッパ捕獲許可証」を所持しているとは、こはいかに?



 「日本のグリム」と称される、佐々木喜善さん。記念館の外壁が魅力的。この人の語った遠野の話を基に、柳田國男が『遠野物語』を著したわけです。
 そうか、宮沢賢治ともつながりがある人だったのか。俄然興味がわくのでありました。
 しかし、どこに行っても、キャラクター化したカッパが緑なんだなぁ。遠野のカッパは、赤じゃないの?と思ってしまうのでありました。