川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

紹介されました

 ポエムコンシェルジュ山口勲さんのブログにて、1月17日の詩が紹介されました。
未来が前にあることを伝えてくれる詩 川島むー「センチメンタル じゃあに~」 : て、わた し発行人と詩

 私がこの詩を書いたのは阪神淡路大震災から10年たってから。大きな被害を受けたわけではないが故に、あの時の傷付いた思い、ショックを口にすることがはばかられ、けれども、毎年1月17日が来ると苦しくて、泣きそうになっていた。
 関東に越してきて、ああ、本当に忘れられているんだな、とさらにもどかしい思いが募り、やっぱり私は私の、あまりに身近で、けれども遠かった、その距離感で、ちゃんと向き合って書こうと思ったのでした。
 まさか、これを書いた翌年の3月11日にあんな日を迎えるとは思わなかったが。

 この詩を書いていたことで、私は私の距離感で書こう、当事者から少し離れた位置からの言葉もあるんだ、と言う思いを持つようになっていた。だから、東日本大震災に関しては、詩に書くのは早かったんだな、と思う。私にとって、ひとつの転機になった作品だったんだな、と今になって改めて思うのでした。

 紹介されることで、なるほどと思っています。感謝。

 よくよく見ると、「作者について」と言う一文。あ、ポエトリースラムジャパン出場のことも書いてくれてはる。って、ん?……躍動する小さな詩人をご覧ください……。確かに小さいですよ〜(笑)。長身の山口さんから見たら、ひときわ小さいんだろうな。「そりゃあ、小さいでしょ」と相方も納得の紹介文でした。