川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

下鴨車窓「渇いた蜃気楼」

 本日は、二本立て観劇。
 まず、お昼は、ウイングで下鴨車窓「渇いた蜃気楼」ぎゅっと集中して観る台詞芝居。8月末に参加する天川村での集中創作との関係で、観ておきたかったのだ。
 3人の役者で作る濃密な時間・空間。窓を開け、扉を開けても風は通らず、閉塞感。ふいに顔を出す記憶。歳を重ねるほど、自分がたくさんのものに囚われていて、離れたはずなのに、やっぱりまとわりついていて。舞台を観ながら、つい、自分の記憶をまさぐってしまう。
 で、その囚われていることに気が付いて、それをちゃんと見るってことが、先に進む事なのかな、とか、あれこれ思いは巡る。
 役者が上手いって、いいなぁ。
 よく考えたら、大阪戻ってから初めてだわ、ウイングに行くの。え?ってことは、前に来たの、いつ?周りのお店が随分変わっていることに、時の流れを感じる浦島むーでありました。