川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

天川日記〜七日目・ショーイング

 昼過ぎに、大阪は恵美須町のインディペンデントシアター1st入り。
 この企画は役者に専念なので、仕込みは参加せず楽屋入り。そうだ、ここは畳があったんだ。浴衣を着る女優が3人、どうしようかなと思っていたのでほっとする。

 写真は鏡前。
 今日は皆さん自分で着てました。良かった良かった。私は、軽い手直しのみ。
 って、それより自分が大変。風邪っけで、鼻水声枯れと言う役者としてあるまじき失態。
 魅惑のハスキーボイスはいいのだが、コントロールを失わずに……やるしかないです。
 開き直って場当たり、ゲネ、本番。怒濤のような一回きりの公演。あっと言う間に終了。舞台セット写真とか撮ってなかったわ。
 シンポジウム、パーティー、講評。オールで楽しみたいのは山々なれど、明日は1時間目から授業だ〜。声がどこまで回復するか……。てことで、終電より早めにホールアウト。
 シンポジウムに登壇の正木君、いやさ正木先生に「何やってはるんですか〜、びっくりしましたよ」と言われる。ほんとにギリギリまで、私が参加しているのご存知なかったのね。2劇で一緒に舞台に立っていた正木君が、いつのまにか研究者・正木先生としてしっかり活動していることが、なんだか感慨深いです。で、M.M.S.Tのメンバーでもあるのね。
 実は、2劇の先輩のGieさんも、一時、ここのメンバーだったんだよなぁ。不思議なご縁。
 あ、シンポジウム、役者たちは舞台袖とセット裏にペタリと座って聴いていたのでありました。
 ずっと半面を付けてる状態だったにも関わらず、終演後に声を掛けて下さるお客様がいらして、ありがたい限り。声の状態に不安があったのだが、あの舞台で果たそうとしていた役割が、届いていたのだと嬉しくなる。
 なんとも面白く貴重な体験をさせていただきました。
 最後のショーイングを除けば、これはあくまでワークショップ。役者が役者としての自分のために参加するプログラム。ここで得たものを糧に、それぞれ次のステージに向かいますよ。

 追記。五条さんは、帰りもなんかやらかしたらしい(笑)。