川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

炊事、ひとりでするか皆でするか

 天川での一週間、当番制の自炊は、実は、楽でありました。
 そりゃそうだ、二人家族とは言え、毎日朝晩のご飯作って片付けてってしているのが、何回かに一回。食べ終わって、片付けしなくていいって、なんて楽なの〜、ですよ。
 人数もね、20人以下なら、実はあまり動じない。
 去年までのバイトは学童保育。2升炊きの炊飯器を使うご飯作りの壮絶さ……40人以上の子供たち相手に、たこ焼きとか、おにぎりとか、カレーとか、素麺とか。
 学生時代の夏休みは、神社の社務所に泊まって発掘調査合宿。当番制での大所帯のご飯作りも、ここでやってるしな。
 と思っていたら、相方の言葉でもう一つあることに気が付いた。そうだ、実家だ。
 親父の仕事の関係で、あれはいくつぐらいの頃からだったろう小学校高学年くらい?から大学生の間、毎年正月の二日?三日?あれ、どっちだったっけ?とにかく、一日中、次々と年始客がやって来ての新年会。お客様が到着されるごとに、お皿に三種を盛って出して、一方で、大皿に母が作ったお煮しめやらなんやらを盛りつけて出し、洗い物をし……と言うのを一日中やっていたんだった。
 じゃあ、お年玉いっぱい貰えたでしょ、と言う人がいるが、それは親がお断りしていたんだろうな。親戚から以外で貰ったことはありません(泣)。
 ん、話が逸れた。
 要するに、大人数に食事を出すと言うシチュエーションを子供のころから経験しているってことか。そうか。
 てことで、久しぶりにひとりで台所に立ってご飯作りは、やっぱりなんか、寂しいと言うか物足りないと言うか。