夜は学童仲間といつもの愛媛屋さんで落ち合う。
……実は、戸塚をうろつくために、夕方に大きなバッグをひとつ、預かってもらっていたと言う……。ちゃっかりさんですみません。
学童仲間との時間はあっと言う間でございました。
学童の需要高まる横浜市。私の働いていた学童も人数が増えて来年度は分割があるので、それぞれ大変。父母会運営の学童は、諸々自分たちでやらないといけません。
でもみんな、子供と親のことを大事に考えているひとたちだから、大変だけど乗り切っていくよね。
愚痴のはけ口は大阪にスタンバイしておるよ。
学童のことを何も知らずに飛び込んだのがここで良かったなと思う。世の中には「見てればいいんでしょ」と、保育とは思えない学童もあるのだと、今なら知っているから。
飲んで〜食べて〜、締めは卵かけご飯〜。
終電で東京入りして、友人宅へ。お世話になるのは何度目かしら。
テーブルにお菓子の籠がスタンバイされていて、ありがたい限り。つい、たれぱんだを遊ばせる。夜中に何やってんだか。
そうそう、戸塚に降り立って感じたこと。
ここでの十年の長さ、色濃さ。まだ、大阪での生活に馴染みきってないんだな、と。どこか緊張してる。どこか仮暮らし。呼吸の深さが違うな、と。
もう一年、まだ一年。これからこれから。
なんて話をすると、「いつでも戻っておいで」と微笑む学童仲間。