いよいよ、です。明後日、初日です。
拠点が大阪に戻ることは、怖くもありました。
なまじ10年も東京・横浜を中心にやっていたので、大阪の状況が判らないというのもあったし、役者としての自分の存在のちっぽけさも自覚しているし、この先どうなるんや?やっていけるのか?と。
このまま二度とヨル♪宮沢賢治を出来なかったら?と思うと泣きそうになることもありました。
だから、ちゃんとご縁の糸が繋がって、こうして再び賢治作品に向き合えること、土神ときつねの衣装に腕を通し、登場する彼らと心を通わせていることが、とてもありがたいのです。
誰かを思うこと、思いやること。
一人の女を愛した二人の男、土神ときつね。バレンタインを前に、少し、せつない物語。
お茶祭り企画の公演を「待ってました」と迎えてくれる、CafeSlowOsakaさんにて、三日間5ステージ。走ります。
……あ、走るのは心意気だけじゃなくて、ね。リアルに、だから。